約 2,233,793 件
https://w.atwiki.jp/morochin/pages/78.html
「中佐!!デカブツの鹵獲に成功しました!」 ソーマ・ピーリス少尉の興奮した言葉に、セルゲイ・スミルノフ中佐は作戦成功には まだ早いとばかりに、冷静な指示を出した。 「少尉。もう一体羽付きが残っている。作戦続行。直ちに鹵獲せよ。」 「了解。」 「ミン中尉。輸送艦に移動し、デカブツのパイロットを直ちに引きずり出せ。 どうやら気絶したようだが、仮にもガンダムのパイロットだ。 いつ意識を回復し暴れ出すかわかったものではない。 デカブツの作動を確実に止めろ。ハッチが開かないようならカッターを使っても構わん。」 「了解しました。」 セルゲイとソーマがキュリオス鹵獲に向かい、ミン中尉はヴァーチェを閉じ込めた 輸送艦に部下2名と向かった。 「これが…ガンダムか…。」輸送艦のコンテナにずしんと横たわる、 ヴァーチェの雄大な機体にミン中尉は言葉を失った。 自軍のMSを遥かに凌駕するであろうガンダムの機能が、外見だけでも十分に推測され、思わず体が震える。 「中尉…。これだけの機体を動かせるパイロットです。どんな屈強な兵士か分かりません。 念のため、捕捉具を用意しました。」 部下のひとりが、肉体拘束用の皮製ロープを示した。 「よし…。ではパイロットを拘束する…。」 全員が息を潜めてハッチに手をかけた。 人革のMSとは何もかも違っており、ハッチはびくとも動かない。 仕方なく、カッターで最小限切れ込みを入れ、ハッチをこじ開けた。 中に、紫基調のパイスーを身につけたパイロットが気を失っているのを確認する。 「中尉…。これは…。」 「ああ…。信じられん…。まだ少年…ではないか。まさかこんな子供が…」 どんな化け物が乗っているかと身構えていた3人だが、予想以上に年若いパイロットの 姿に驚きを隠せなかった。 「う…」輸送艦内は微重力状態であったが、わずかに空気のゆらめきを感じ、 ティエリアが意識を取り戻しかけた。 「いかん!!」ミン中尉がすばやく部下に視線を送る。 素早く部下が2人がかりでティエリアの体を拘束し、そのままゆるやかに輸送艦の 床に降りると、両手両足にロープを掛け、四方をポールにくくりつけた。 ティエリアはまだ気を失ったまま、ヘルメットを装着し、四肢を伸ばした姿で 空間に浮かばされる格好になった。 「…デカブツの起動状態を確かめろ。」 「了解。」すぐに部下のひとりがヴァーチェのコクピット内に入り、状態を確かめる。 「中尉。完全に機能停止しています。自動起動及び遠隔操作の恐れもないかと。」 「分かった。……。スミルノフ中佐はまだか。」 「羽付きの鹵獲に時間がかかっているようです。」 「……。ガンダムの詳しい調査は、地上に戻って研究所に任せる事になる。 ここではパイロットの簡易調査を優先させる。 性別、年齢、身体検査、全体写真撮影、血液及びDNAの採取を行う。」 「了解。」 ミン中尉と2人の部下が、早速ティエリアの身体検査の準備に取り掛かった。 ノートを取り出し、細かく情報を書き込んでいく。 「まずは視検だ。見たところ、男性。16~18歳の少年と推測。身長は175~180cm、 体重は地上の重力換算で57キロから63キロといった所だな。」 ミン中尉の予測を、部下がチェックしていった。 もう一人がカメラを取り出し、正面と背後から何枚か全身像を撮影する。 「ではヘルメットを外し、素顔を撮影する。」 ミン中尉が、まだ頭を垂れ意識を失ったままのティエリアのヘルメットを外した。 想像以上の、美少年が現れた。 ぱさっと紫がかった髪がこぼれ、意識のない美しい顔に落ちる。 「おお…。」部下が無意識で感嘆の声をあげ、ミン中尉がそれを睨みつけた。 しかし当のミン中尉でさえ、今まで散々鬼のような破壊力を見せ付けられたガンダムの パイロットがこの様な年若い、しかもこんなに美しい少年だとは予想しえない事で、 その意外性に息を呑んでいた。 「う…う…」その時ティエリアが小さくうめき、静かに目を開いた。 「──!!」 3人に緊張が走る。 ティエリアが一瞬で完全に意識を覚醒し、きつい視線を素早く3人に向け、 続いて自分を拘束するロープを確認し、状況を把握した。 (く…!鹵獲…されてしまった…!!なんという失態だ…!!) 激しい後悔が全身を駆け回る。 「中尉…。どうします…?」 様子を伺う様に距離を取って自分を観察している三人の兵士を、怒りの形相で睨みつける。拘束されて身動きできない状態にも関わらず、ティエリアのあまりの迫力に三人がたじろいだ。 「く…!お前は我が人革連に捕捉された。」ミン中尉が恐れを覆い隠すように、話し始めた。 「今後地上の専門機関に身柄を引き渡し、そこで詳しい取調べを行う事になる。 言っておくがお前らは明らかにやりすぎた。しかもテロ組織のため戦争捕虜でさえない。 覚悟しておく事だ。」 ふん…!それがどうした!)ティエリアが心の中で唾を吐いた。 この状況を打開すべく、すぐに冷静な思考を取り戻し、逃走計画を検証してみる。 ヴァーチェも自分と同じく四肢を拘束されてしまっている。 どうしても避けたいところだが、最悪の場合、ナドレを起動しガンダムだけでも トレミーに逃がすしかない。 絶望的な状況だろうに、まだ何か企んでいるかのようなティエリアの様子に、ミン中尉が気付いた。 「貴様…。何を考えている。」 「……。」 「言っておくが何をしようとしても無駄だ。 今までのテロ行動の報いは必ず受けてもらう。 地上で厳しく審問し、ソレスタルビーイングとやらを跡形もなく滅ぼしてやる。」 「無理だな。俺は決して口を割らない。」 ティエリアが血気にはやって口を開いた。 (こいつ、若いな…。)ミン中尉がティエリアの内面の幼さに早くも気付いた。 「…。そんな減らず口を叩けるのも今のうちだ。心配しなくてもお前の意思など関係ない。 人権さえないと覚悟しておけ。拷問でも薬物でも、使えるものは何でも使って 必ず自白させる。うちの審問機関はそういう所だ。 更に言うと、お前達にはAEUやユニオンも少なからず関心を寄せていてね…。 あらゆる組織で徹底的に調べられた後は廃人同様だろう。敵ながら、本当に気の毒だよ。」 ミン中尉が、ありったけの嫌味を含ませて話す。 ティエリアが意にも介さない調子で答えた。 「どんな手段を使おうとも無駄だ。」 「なんだと…?」ひるまないティエリアに業を煮やし、部下の一人が詰め寄った。 「俺から情報を聞き出すのは不可能だ。そして、組織の活動を止める事も。」 「貴様…!テロリストの分際でふざけたことを…。」 ティエリアの言葉に部下の表情が変わる。ティエリアが冷たい笑みを浮かべた。 「我々は確かな信念の基で活動している。理想の社会の実現のために。 それが分からないお前達に、未来を生きる資格はない。」 バシン!!部下が思わずティエリアの頬を張った。 「よせ!」 ミン中尉が咎めたが、部下は感情の昂ぶりを抑える事が出来なかった。 「黙れ!!」さらにきつく頬を張る。 「貴様らのせいで、俺の弟は死んだ…!!軍に入ったばかりだったのに…」 人革のマスクをつけているため表情は分からないが、部下が涙声になったのが分かった。 「それがどうした?お前達がいつまでも愚かな行為を続けているからだろう。」 唇に血を滲ませながらも、氷のような笑みを浮かべるティエリアに、怒りの感情が湧き上がる。 「黙れ!!小僧!!!」 部下が思い切りティエリアのみぞおちに蹴りを入れて、さすがにティエリアが悶絶し、 一瞬意識が飛んだ。 「やめろ!!」 「中尉…!こいつは…こいつは…」取り乱す部下をもう一人の部下がなだめた。 「落ち着け。ここでは無理だ。」 「その通りだ。このパイロットは重要な証人になり得る。 組織の全容、そしてガンダムの構造についてもだ。詳しいことは地上で調べればいい。 今はやれる事をやるのみだ。顔写真を撮影し、血液を採取する。」 ミン中尉が冷静に言った。部下が荒く肩で息をして、ティエリアを睨み付けた。 ティエリアは宙に浮かんだまま、苦痛に顔を歪めていたが、すぐに挑発するような、冷えた笑みを浮かべた。 「くそ…ッ!」部下がカメラを構え、正面と横顔の写真を撮りはじめる。 フラッシュを浴びながら、ティエリアはどうする事もできず唇を噛んでいた。 「では、血液を採取する。肌を露出させろ。」 四肢のロープを外せないため、部下がパイロットスーツをナイフで切り裂いていった。 「や…やめろ…!!」 刃物が出てきて、さすがにティエリアが体をよじって抵抗したが、 ピンと張ったロープをわずかに震わせただけだった。 「く…!」露わになっていく肌に、ティエリアの表情が歪む。 血液採取で個人情報が全て明るみになってしまう事への恐れに加え、 何も出来ずにいる歯がゆさ…。敏感に感じ取った部下がにやりと笑った。 「へっ…。諦めな…。泣いて謝っても、もうどうにもなりゃしねえよ。 お前の全ての情報が、これで世界に晒される。たとえ運良く放免される事になっても テロ活動どころじゃねえ。どこに行っても公機関には常に監視され、民間人からは 石投げられるぜ?生き地獄ってやつだな。」 「そんな心配しなくても、その前に厳しい審問で廃人になるさ。」 もう一人の部下が含み笑いで同意した。 冷静に対応していても彼もまた、ソレビに恨みを抱いていた。 ソレビは度重なる介入行動によって、驚くほど多くの人間から悪意を向けられてしまっていた。 やがて、ティエリアの上半身のノーマルスーツが完全に切り裂かれた。 宙に白い裸体があらわになる。 「く…」ティエリアが首を振って屈辱に耐える。その様子はあまりにもS心を誘うものだった。 味方や家族を殺した犯人が、目の前にいるのだ。 たとえ生意気な美少年でなくても、完膚なきまでに痛めつけてやりたいと思うのは、仕方のない事だった。 それでもミン中尉が何とか冷静になるように自身に言い聞かせ、血液採取の指令を出す。 部下が躊躇なくティエリアの血管にぶすっと針を刺し、積年の恨みを晴らすかのように、 容赦なくぐりぐりと皮膚と血管を抉った。 「ぐ…ッ!」ティエリアが引きつれる痛みに体をよじった。 「あっ」部下がにやりと笑って、間抜けな声を出した。 ぐいっと針が動き、刺した部分から血が噴出した。 「すいません。中尉。不慣れなもので血管を破ってしまいました。」 明らかにわざとだと分かる所業だったが、ミン中尉はそ知らぬ顔をした。 「構わん。逆の腕でやれ。」 注射針が抜かれ、血がぼとぼとと微重力で緩やかに零れ落ちていくのを、 ティエリアは屈辱の表情で見ているしかなかった。 部下が嘲って笑いながら、逆の腕に針を突き刺す。 今度は、血管を抉る事もなく、事も無げに血が吸い上げられていった。 「くそ…ッ!!」ティエリアが堪らず身を震わせて暴れた。 このまま血液を採取されて、DNA情報もろとも世界に晒されるのは我慢ならない。 「あっ!!」 暴れたせいで注射針が部下の指をすり抜け、そのまま飛んで行ってしまった。 またもや血管が破れ、こちらの腕からも血が吹き出した。 「貴様…!!」部下が思い切りティエリアを殴った。 「ぐあッ!」口の中が切れ、鼻血がとろりと流れ出す。 それでもティエリアがきっと3人を交互に睨みつける。 「…。さすがに強情だな。あまり手を掛けさせないでもらいたいものだ。 何をやっても無駄だと言っただろう?」 顔を覗きこんできたミン中尉に、ティエリアはほとんど血だけの唾を吐きかけてやった。顔面を覆うマスクのおかげで、それが肌に触れることはなかったが、 それでもその行為は3人の怒りに十分に油を注ぐものだった。 「………。」ミン中尉が黙ってナイフを取り出した。 そのまま、ティエリアの白い頬に刃を当てる。 「──!」ティエリアが思わず息を呑んだ。 すーっと静かに刃が動き、綺麗な顔に鋭い傷がつけられていった。 (く…くそ…ッ!!) 痛みよりも屈辱と恐怖の方が勝ち、ティエリアはきつく目を閉じて耐えた。 幸い頬の表面を軽く切り裂くだけで深い傷ではなかったので、血が滴り落ちるような事は なかったが、心の中まで抉られるような屈辱感がティエリアを襲った。 「ふふふ」 目を閉じたティエリアの耳に、三人の嘲笑が響き、顔が熱くなった。 「悔しいか?小僧…。くくく」 中尉のナイフが今度は喉を通り、正中線に薄い傷を付けて行った。 なんとか逃れようと力を入れても、ロープが緩まることは決してなく、 体の振動でむしろナイフが食い込んでしまう。 ティエリアは身動きひとつせず、鋭い刃先の感覚に耐えるほかなかった。 やがて、ナイフがへそを掠めてパイスーの下半身に到達した。 ぴたりと中尉が刃を止める。 「謝れ。」中尉が刃を押し当てたまま、冷たく言い放った。 「お前はまだ未成年だろう。洗脳か何かで無理やり戦わされている。そんなところだろう。 正直それでも腹に据えかねるが、私も仮にも軍律に従う兵士だ。ここで謝罪すれば…」 「ふざけるな!!誰が謝罪などするか!!俺は自分の意思で戦っている!」 ティエリアが噛み付くように叫んだ。中尉が表情を凍らせる。可愛げのないガキだ。 「そうか。それは残念だ。交渉決裂。この分では審問官もてこずらせるに違いない。 今のうちにもげる翼はもいでおかねば…。」 ミン中尉がパイスーの下半身を切り裂いていった。 あっという間に、ティエリアの下半身が3人の男の目の前にさらけ出された。 「く…っ」ティエリアが羞恥にきつく唇を噛んだ。 ティエリアの全裸をじっくり眺めながら、三人の兵士の嘲笑が響く。 「まだガキですね。中尉。」 「随分可愛いもんぶら下げてるじゃないか…。くく…」 「触ってやろうか?ぼっちゃん。」 「すぐいっちまうだろうなあ…これ位の年じゃあ。ひゃはは」 「せっかくカメラもあるんだしな…イクとこ撮っとくか?」 ティエリアを精神的に追い込むため、わざと卑猥な会話を続けた。 吊り下げられたティエリアの周囲をぐるぐる回り、四方八方から視姦し、屈辱を与えていく。 「…ん?」やがて、ミン中尉が異変に気付いた。 微重力空間を少し下に移動し、ティエリアの股間を真下から覗き込む。 「よ…よせ!!」 ティエリアが視線に気付いて必死で首を振った。 気にせず、ミン中尉がぐいっと覗きこむ。 ピンクの細い線のようなものが、体の中心近く、確かにペニスと後孔の間に見えた。 これは穴…が、二つ?一つは明らかに、排泄用のソレだが、もう一つは…。 「…おい。」ミン中尉が2人の部下を呼び集めた。 「これ、なんに見える?」 部下が同じく、下から覗き込んだ。 「……。確認できません。もう少し開いてみましょう。」 部下の一人がロープを絞り上げ、ティエリアの足をさらに広角にこじ開けた。 「うう…」股間が晒されていく辱めに、思わず涙が滲んでくる。 絶対に誰にも知られてはいけない秘密の場所が、よりによって敵兵に覗き込まれていた。 「やめろ…!見るな…!!」 涙声で懇願したが、聞き入れられるはずもない。 3人がほぼ真下から、ティエリアの中心を見上げた。 線のように見えた穴が足の開きによって、わずかに広がり、体内の綺麗なピンクが露出した。 「…中尉…。これは……。膣…」 「やはりそう思うか…?しかし…、こいつは少年だろう?まさか…」 ミン中尉が確かめるようにナイフを逆手に持ち替え、柄を穴の入り口にそっと押し当てる。 「う…ッ」ティエリアがぴくんと体を震わせた。 そのまま、柄の先の細くとがった部分だけを押し込むように進ませる。 そこは完全に乾ききってはいたが、確かに柄は、体内に進入していった。 「い…痛い…!」柄の先は小指ほどしかなく、全てを挿入されたわけではないため、 ティエリアが破瓜をみることはなかったが、まだ誰も侵入した事のないそこに 強引にこじ入れられて、思わず悲鳴が出てしまった。意図せずに涙が零れ落ちた。 敵ながらその姿があまりに艶かしくて、ミン中尉は良く知った欲情が体に満ちるのを感じた。 「ちゃんと男性器もついています。少年だと思っていましたが…。」 部下の言葉に、ミン中尉が距離を取って、正面からティエリアの肢体をくまなく観察した。 (バレた…。もう…だめだ…) ティエリアは完全に泣き崩れてしまっていた。 ぽろぽろと涙を流す表情は、子供とも女性とも思えるほど、脆いものだった。 「確かに、女性器も男性器も付いている。しかし、この骨格、筋肉─。どう見ても少年…」 ミン中尉が思考を巡らす。 「まさか、考えたくはないが…」 「中尉。詳しいデータは本部に照合しなければ分かりませんが、 両性具有というのはありえない話ではないと思います。」 「それは、もちろんそうだ。そういう人間が存在していてもおかしくはないが…。 問題はそのような人間が、ソレスタルビーイングのパイロットだということだ。」 「…と申しますと?」 「世界にわずかしかいないであろう両性具有の人間が、こんな若さにも関わらず、 たまたまパイロットとして優秀で、テロ活動を行っていたというのか…?そんな事は…。」 「ガンダムを作れるような組織…まさか…中尉…」 やや強引だったが、3人が同じ推論に至った。 「我々の超人研究所の例もある。作られた、存在…。戦うためだけに。そういう事か?」 ミン中尉がティエリアの顎を掴んで問いただした。 ティエリアは目を開けたが涙を流したまま、何も答えない。 さきほどの虚勢を張った人間と同一人物とはとても思えなかった。 「フン…。まあいい。排卵機能があるかどうかは地上で検査を行えばすぐ分かる事だ。 もっともどう見ても男性ホルモンの方が多いみたいだが。」 ミン中尉が再びティエリアの体を舐めるように見回す。 にやりといやらしい笑みが浮かんだ。多少、痛めつけてやるか…。 「お前、さっき随分痛がってたな…。もしかして、未経験なのか?」 「……!」ティエリアが睨み返すが、まだ瞳は潤んだままだ。 「処女って言う表現でいいのか?お前みたいな存在でも」 ミン中尉が優越感に浸って、さらに屈辱的な質問を重ねる。 「それとも、男としてはあるのか?」 「中尉。こんな顔では女相手というよりも、やはり男相手ではないかと。」 三人が想像して一斉に笑い出した。 「くはは!確かにそうだ。どう見ても男にやられる側だな…! しかもこっちが未使用という事は後ろの穴でか? たいした組織だよ。ソレスタルビーイングは。 お前一人で、男でも女でもメンバーの性欲処理は完璧というわけか。」 「黙れ!!」ティエリアがたまりかねて大声で叫んだ。 「貴様達はこの世でもっとも劣悪な種類の人間だ…!!こんな事をしてただで済むと…」 最後まで言う前に、ミン中尉に頬を張られて、再び鉄の味が口中に広がった。 ミン中尉の雰囲気が変わり、マスクの中の目に狂気が宿る。 「こんな事ってどんな事だ…?ひょっとして…」 ミン中尉が言いながら、手袋を外し、人差し指でティエリアの中心を軽くさすった。 「こういう行為か?」 「…あ…!」軽い快感が走り、思わず声が出てしまった。 ミン中尉が我が意を得たりという表情で、更に入り口をほぐすように指を柔らかく動かす。 その動きはとても拷問まがいのそれではなく、むしろ妻や恋人に行うような、優しい愛撫だった。 体内から、ぬるっとした液がにじみ出て、中尉の指遣いをスムーズにしているのが、 ティエリアにははっきりわかった。 「あ…ぁ…」 なんとか抵抗しようと思うのに、顔が歪み、紅潮していくのが止められない。 指の動きに比例して、体の外側から与えられる快感が、ますます強くなってくる。 何か物足りない。そんな事を、はっきり体が訴えていた。 「中に欲しいか?」 ミン中尉の言葉が、飢えへの答えだった。 敏感になったティエリアの性器は、もっと深い刺激を欲しがっていた。 中尉が穴の中にわずかに指先のみを入れ、素早く擦った。 ティエリアの表情がどんどん淫らになっていく。 溢れ出る愛液が性器全体を潤すだけで飽きたらず、中尉の指を滴って落ちて行った。 ミン中尉が唾を飲んで、ついに指を立て、中に入れようと準備した。 「ちゅ…中尉…!さすがにソレはまずいかと…!!」 見ていた2人の部下の股間は既に大きくなっていたが、 それでも軍規とセルゲイ中佐の厳しさを思い出し、中尉を諌めた。 「む…」しばらく考えた中尉だが、出した答えは冷徹なものだった。 「構わん。どうせこいつは異形の存在だろう。ただの創造物…。 むしろ、人間かどうか調べる必要がある。故に、こういう実験を行うのだ。」 強引な論理で部下を黙らせる。部下があっけなく引っ込み、ミン中尉がティエリアに向き直った。 人差し指を垂直に立て、ティエリアの中へゆっくり侵入させていく。 肉の抵抗は激しかったが、それでも熱い体内に、中尉の指をずぶずぶと受け入れていった。 「あ…うう…!!」ティエリアが異物の侵入に身悶えた。 指を内壁がぐいぐいと締め付けてくる。ここに自分の怒張を入れたらどんな気分だろう…。 さぞかし、いい締りだろうな…。中尉が期待に股間を熱くした。 やがて、ティエリアが人差し指を全部受け入れた。 「ほら…ちゃんと入ったぞ。随分狭いな…初めてなんだろ?」 中尉が耳元でいやらしく呟いた。 ティエリアが顔を背ける。ミン中尉がその表情を見つめたまま、指を静かに抜き差しした。 「あ…っ」快感で目が細まり、口が開いてしまう。ミン中尉がにやりと笑った。 早くなる指を、愛液がスムーズにサポートする。 「あ…う…」 まるで愛液を根こそぎ掻き出すような、指のいやらしい動きに、ティエリアの体がどんどん熱くなっていく。 「ちゅ…中尉…。女には、クリトリスという器官がありますが、こいつには…」 部下が勃ちあがった股間を必死で抑えながら、聞いた。 「ふむ・・。確かにそうだな。」 指を動かしたまま、ティエリアの股間を確かめてみる。とても、それに相応するものは見当たらない。 「……。一説によると、クリトリスは男性器に相当するらしい。 胎児はみんなもっているが男に性別決定された後、男根に成長するとか何とか…」 「なら、触ってやります…。構いませんね?」 部下の一人が、中尉の許可を得る前に、ティエリアの半勃ちのペニスに手を伸ばした。 「──あ!!」強烈な快感が走り、ティエリアがのけぞる。 部下の手の動きに応じて、ティエリアの男性器がどんどん大きくなっていき、 ミン中尉の指の動きとシンクロして、体の中から涌き出でるような、初めての快感を得た。 膣内を触られていただけの時とは大違いの、深い快感が広がっていく。 やがて、中尉の指がざらざらした部分を集中的に擦りはじめた。 「ああ…あああ!!うう…あん…ッ…!や…だ…めだ……あ…あぁッ!」 (気持ちいい…!!ヴェーダ…どうし…たらいい…) 口からは思いがけず淫らな喘ぎが飛び出す。 混乱した頭で一瞬ヴェーダのことを思ったが、与えられる快感に打ち勝てる答えは見つからなかった。 「ひ…やあああッ!!」 新たな刺激が与えられ、体が硬直する。 もう一人の部下が、微重力空間で浮かび上がり、ティエリアの乳首に吸い付いていた。 「へへ…っ。気持ちいいかよ?にいちゃん…いや、ねえちゃんか…?」 熱い息を吐きながら、舌を突き出して乳首を舐め回す。 「い…や…だあ…!!やめ……あ…ああんッ!!」 ティエリアの拒絶が、悦楽の声に混じって輸送艦コンテナにむなしく響いた。 当然誰も、その行為を止める者などいない。 「くく…とても鬼畜ガンダムのパイロットとは思えんな。 あんなデカブツをお前のようないやらしい人間が操縦していたとは…」 「だ…黙れ…!あ…ぁん…!!」ぐいっと中を圧迫され、抵抗の言葉が途切れた。 「こんなに感じてるくせによく言う。仲間が見たら失神するぞ。」 ミン中尉の人差し指は、既にティエリアの愛液でべとべとだった。 一方、ティエリアの男性器の方もまた、大きく膨れ上がり、ひくひくと痙攣をはじめていた。 「中尉…。こっち、もういきそうです。」 部下がティエリアのペニスを扱くスピードをやや落として、言った。 「そうか…。こっちもそろそろなようだ。随分熱くなってきた。どれ、もう1本、入るかな…?」 中尉が、人差し指に沿わして、中指を挿し入れようとした。 「うあ…ああっ…!い…いたい…」 体をこじ開けられるような痛みが、ティエリアを襲った。 「無理か…。処女じゃ、仕方ないな。」 激しい抵抗を見せる処女膜に、中尉があっけなく撤退した。 「まあ、この指だけでイカすか…。おい。」 「了解しました。」 アイコンタクトで、意思疎通を図る。 すぐに部下がティエリアのペニスを激しく扱き上げ、中尉が指の動きを再開した。 すぐに快感が蘇り、ティエリアが喘ぎはじめる。 「ほら、イケ!!」 「ああああんんん!!!」 中尉がぐいっと強く敏感な所を擦りあげ、ティエリアが大きくのけぞって果てた。 はじめての、絶頂による強烈な快感が、電気のように体内を駆け回った。 膣内がきゅきゅっと収縮し、中尉の指を締め付ける。 外では勢い良く発射されたティエリアの白濁が弧を描いて、微重力空間を漂った。 3人の兵士が離れ、ティエリアは宙吊りで力なく頭を垂れた。 「本当にイキやがったこいつ…ひゃはは…!」 兵士達の笑う声が、ぼんやりと聞えたがとても反抗どころではない。 「はあ…はあ…」荒い息を吐く。暫く経ってもまだ、ゆるい快感が体内に充満していた。 「さて…。」 ミン中尉が、モノを取り出して、ティエリアににじり寄った。 部下も同じように自身を取り出し、ミン中尉に続いた。 軍規だなんだと止める者はもう誰もいなかった。 「今からが、本番だ。」 中尉が、ティエリアの顎を掴んで、目を開かせる。 「あ…う…」ティエリアが潤んだ瞳で小さくうめいた。 「もう、十分準備は出来ているな?指が、こんな状態なのだから。」 中尉が愛液でべとべとの人差し指を、ティエリアの目前に示した。 ねっとりとした卑猥な液が、いまだ湯気を生じさせるほどの温感を持っているのが分かる。とても自分から出たものだとは思えなかった。 「く…!」 顔を背けようとしたが、ぐいっと前を向かされ、指を強引に口腔に差し入れられてしまった。 「ふん。自分で舐めろ」 中尉の嘲りが、耳に痛い。 「う…」 舌が指に当たり、何ともいえない動物的な味が広がる。惨めな気持ちで、涙が溢れてくる。 「ふっ…悔しいか?まだ、今からだぞ?」 中尉が腰を進め、ティエリアの膣入り口に怒張を押し付けた。 「は…っ…いや…だ!」腰を反らして逃げようとするが、 「そらあっ!!」 「あああ!!」抵抗空しく、中尉が勢い良く挿入した。 破瓜の引きちぎられる様な痛みが、容赦なくティエリアを襲った。 指とは比べようもない圧迫感と、熱さに気を失いそうになる。 「全部埋まったぞ?痛いか?」 中尉が埋め込んだまま、身動きせずに問いただした。 「あ……」ティエリアが必死で頷く。 「そうか。痛いか。しかし…」 「ゃああああ!!」 ぐいっと中尉が一突きして、強い痛みが走った。 「お前らが殺しまくってくれた仲間の痛みに比べれば、こんなものでは生ぬるい。 異形の生物が…!!せいぜい哭き喚くがいい!」 ミン中尉が容赦ない抽迭をはじめた。膣を深く抉られ、ティエリアの体が浮き上がる。 四肢を縛るロープが、素肌にぐりぐりと食い込んで擦傷を付けていった。 「うあ…あああ…痛…い…!ぐ…やああ!!」 ピストンにあわせて、悲壮な悲鳴をあげる。 自慰をしていた部下が手を止めて哀れみを感じるほど、中尉の責めは酷いものだった。 全ての恨みを晴らすかのように、初めて男を受け入れた未開発の女性器を力の限り突き上げる。 つーっとティエリアの太ももを、鮮血が伝っていった。 中尉はぐいぐいと締め付けてくる内壁から得られる快感をなんとか我慢し、ひたすら突き上げた。 狭い肉壁の締め付けですぐにでも達しそうになるのを、必死で堪え、同じ体勢のまま数分、責めまくった。 「……?」やがて、ティエリアの様子が変わってきた。 ペニスを滑らかに受け入れ滑らすのは、血ではなく、粘液に代わっていた。 ピストンにあわせほとばしる声は、既に悲鳴ではなかった。 「あ…あん…あ…ん…ぁぁああ…んんっ!」 顔が紅潮し、確かに中尉のピストンを悦楽として、味わっている。 一度は干上がった愛液が、再び滲出し、中尉のペニスをスムーズに滑らしていく。 「なんだ。もう感じてるのか。最悪だな。初めてのくせに悲惨なものだ。 普通の女ではこうは行かんというのに…。」 ミン中尉が熱い息を吐きながら、憐れむように言うのも聞えていないようだ。 ぐぐぐっと内壁が一層強くペニスを締め付けてくる。 「く…っ」ミン中尉の限界が近づいていた。中尉の腰つきが激しさを増す。 「ああん…っ!あん…っ!ぁああん!!や…!あ……ああんっ!」 ティエリアの腰が、わずかに前後左右に動き始めた。 部下が堪らず、自慰を再開する。 ずんずんと、強烈なストロークがティエリアの体を揺さぶった。 「ち…中尉!!外に!!」 部下が発射寸前のミン中尉に、なんとか声をかけた。 「わかっているッ…!!く…あ…あぁああ!!」 次の瞬間、大きく叫んでミン中尉が自身を引き抜き、ティエリアの腹辺りにぶちまけた。 「あう…」途切れた快感と、腹の熱い感触に、ティエリアが不満げにうめいた。 果てたミン中尉が、緩やかに床に降りて行った。 「やるぞ!!」入れ替わりに、部下の一人がティエリアに踊りかかり、一気に挿入した。 「ああううっ…!」 ミン中尉よりも一層太く長い怒張が、内壁を擦り、天井にまで届きそうなほど、深く埋め込まれた。再び、ティエリアに快感が訪れる。 「おい…!ずりい…」もう一人の部下が出遅れた悔しさに唸る。 「早いもん勝ちだよぉ…!急がねえとスミルノフ中佐が帰ってくるぞ…!!」 部下が荒々しいピストンを開始した。 ミン中尉の白濁がこびり付いた腹の辺りに触れないように、わずかに体を離し、 代わりにティエリアの腰をぎゅっと掴んで、腰を突き上げる。 「あんッ…ぁああんッ…や…ああん」 もう痛さは何もなく、快感しか感じられない。 兵士に抱きついて足を絡めたい衝動にかられたが、四肢を縛るロープが緩む事はなく、 足も手も、無様に開いたまま、男の突き上げを受け入れた。 ずんずんずん…部下が緩急を付けることもなく、ひたすらフルスピードで突き上げる。 その度に、いやらしい声が出てしまう。 くちゃっくちゃっ…。ティエリアの喘ぎと肌の擦れあう音に混じり、 結合部から艶かしい水音が響き、その場の全員の耳に届いた。 「随分すげえじゃねえか…?イキそうかよ?あん?敵にやられて感じるなんて、 たいしたテロリスト様だよなあ!!おらどうだッ!?」 兵士が力をこめて突き上げた。 敏感になった子宮口をぐんと突付かれ「ひゃああんんッ!」強烈な快感で、涙混じりに叫んだ。 「おい早くしろよ!俺もう我慢できねえ…!」 もう一人の部下が、切羽詰った様子でしゃべった。 その言葉どおり、彼の下半身は臨戦態勢で大きく立ち上がっている。 「うるせえ…!しょうがねえだろ!?この締め付け…たまんねえ…!!」 「くう…!」 もう一人の部下が我慢できずにティエリアの後ろにまわり、後ろから手を回し、胸をもみ上げた。 そこは少年のそれでしかなく、ふくらみなど皆無だったが、 それでも固くなった乳首が、部下に更なる欲情を促した。 「も…もうダメだ…!!ここで構わん!!」 背後の部下が、ティエリアの胸を掴んだまま、後孔に自身をあてがった。 熱い感触に、「あ…ッ!」ティエリアがぴくんと体を震わす。 わずかに先が入ってきた、そう思った次の瞬間、 「ぐあああッ!!」 一気に後ろを貫かれて、顔が苦悶に歪む。 背後の部下が、またもや何の気遣いもなく即座に突き上げはじめて、今度は痛みで 涙がぽろぽろと頬を伝っていった。 受け入れる場所ではない所に、たぎった男根が入っているのだ。 強烈な違和感はしばらくたっても消えず、痛みで腰が砕けそうになる。 一方、部下2人はこの世の天国とも思える刺激に酔っていた。 ティエリアの中で、壁を隔てて明らかに仲間のペニスの存在を感じ取れる。 動くたびに、相手のモノが蠢き、新たな快感を得た。 しかも姦っているのは憎いテロリストの犯人で、両性具有の美少年。 それを、二人がかりで犯している。立派な軍規違反だが、 背徳の快感で、もうどうなってもいいような気にさえなってしまう。 後ろの部下が右手を下方に移動し、ティエリアの萎びたペニスをまさぐった。 「あ…ッ!」思いがけない刺激にピンポイントで快感が蘇る。 そのまま素早く扱きあげられ、ティエリアがどんどん形を変えていった。 背徳の快感に占領されていたのは、とりあえず床で体を落ち着けていた、ミン中尉も同じだった。 宙づりにされている少年を見上げる。 部下が前から後ろから、間断なく突き上げ、その度にロープが軋み、 いやらしい水音が響き、少年が快楽とも苦痛とも判断しかねる声をあげている。 ミン中尉に、再び欲が戻ってきた。 三人の姿を凝視しながら、再び勃ちあがった下半身を扱き上げる。 と、ミン中尉が残酷な考えを思いつき、にやりと笑った。 立ち上がり、とんっと床を蹴る。すぐに体がふわりと浮き上がった。 ティエリアの前で突き上げている部下の肩に手をやると、それを台にするようにして 更に上方に移動し、ティエリアの首を股に挟むと、足をティエリアの体の後ろに回した。 ティエリアの頭を両手で掴み、首を股で挟んで、肩の上に座るような体勢になった。 ティエリアのすぐ目前に、勃ちあがったミン中尉の怒張が現れた。 「ぐっ…」 すぐに、顔を押しつけられ、中尉のペニスを咥えさせられてしまった。 「う…ッ…う…ッ…」 中尉がティエリアの頭を両手で掴み、強引に前後に揺さぶる。 咥えた肉棒が、ティエリアの口中を乱暴に前後した。 狭い口腔内で、出し入れするたびにティエリアの舌が絡みつく。 「くう…ッ」ミン中尉が堪らず声を出し、更にティエリアの頭を激しく揺さぶった。 ─その時。不意に通信が入り、全員がはっと身を固めて聞き入った。 「ミン中尉!!羽付きを捕獲した!!」 声の主はセルゲイ中佐だ。 「中…中佐…!!」 上司の声で、自分達が行っている行為が軍規違反だという事を思い出し、冷や汗が出てくる。 「中尉…。まずいですよ…」「しッ!!黙ってろ!!」 通信が続いた。 「すぐにそっちの輸送艦に移動させる。二分後、ハッチを開けろ!! パイロットは意識不明のため、そのまま放り込むぞ!!」 「りょ…了解!!」 「羽つきとの戦闘でタオツーが大破!ピーリス少尉が意識不明だ。 私はすぐに救助にむかう!!」 通信が途絶えた。 「中尉…」 「くッ…!こんなところでやめるわけにはいかない…!!さっさと出すぞ!!」 ミン中尉が急いで腰を動かし始め、部下も焦って素早く終了させるべく腰を遣った。 「ああ…っ!ああ…ッ!!」 部下二人が獣のような声をあげながら、同時に深く、強く突き上げる。 ティエリアの体が激しく上下するのを二人がかりで押さえ込み、さらに奥深く突き刺した。 後ろの部下が、完全に勃起したティエリアのペニスを素早く扱き続け、 左手で乳首を転がしている。 「ん…ん…っ!」口に栓をされているせいで、くぐもった声しか出なかったが、 ティエリアは確かに悦楽に身を任せていた。 前からも後ろからも、そして自分のペニスからも、快感が絶え間なく押し寄せている。 ティエリアの中が痙攣し始めるのを、下で挿入している部下二人が敏感に感じ取った。 「中尉…!こいつ、もうイキそうです!」 「ふん!本当に情けないテロリストだ。敵に入れられてイクとはな…!」 中尉が、更に速度を増して、ティエリアの口中を犯しながら言った。 「だが…私ももう限界だ…。構わん。お前達。続けろ。」 「りょ…了解!」 部下がラストスパートに入り、ティエリアの声帯の動きにあわせて舌が蠢き、 ミン中尉に絡みつく。 ティエリアの腰が揺れっぱなしになり、内壁がびくんびくんと収縮し始めた。 (うう…ヴェ…ヴェーダ…もう…だめだ…!ごめんなさ……) 「んんんん──!!」 遂に、ティエリアが背筋を反らせた。絶頂の快感が、下半身の奥底から全身に広がる。 しばらく体を硬直させて、その快感に耐えた。膣内が強く脈打ち、部下に射精を促した。 「イキやがった…!く…俺も…!イク…ぞ!!」 前から攻めていた部下が自身を引き抜き、中尉が出した場所とほぼ同じ、 腹辺りに発射した。続いて、後ろの部下が一突き大きく突いた後、背中に発射した。 最後に、ミン中尉がティエリアの口から引き抜くと、自分で扱いて最後の刺激を与え、 ティエリアの頬の、ナイフで出来た傷を目がけて、発射した。 「中尉、こいつまだ…!」 後ろからティエリアのペニスを扱いていた部下が、異変を告げた。 確かに女性器では絶頂を迎えたのに、男性器の方はまだ射精に至っていなかった。 「なんだ…?まさか男と女とで別モノなのか? …もう時間がない!放っておけ。そいつの始末は羽付きの後だ…!!」 中尉がさっさと身を離し、パイスーを正しながらコンテナ入り口に向かった。 すぐに、部下が付き従う。 宙吊りでペニスを勃起させた姿のままで、ティエリアが空間に放置された。 「あう………」それでもようやく解放されたティエリアは、兵士達がコンテナ入り口に 走っていく後姿を、呆けた脳のまま、呆然と見つめていた。 顔面に掛けられた精液がどろりと垂れ落ち、首筋を這って行くのが分かる。 苦い匂いと生温かい感覚が、全身から立ち上ったが、意識が飛んでしまって 嫌悪を感じるどころではなかった。
https://w.atwiki.jp/morochin/pages/63.html
俺×ティエリア新婚生活 あの幸せな結婚式から3ヶ月。 世界は平和を取り戻し、俺達は艦を降りてユニオン郊外、 森の中の小さな白い家で、新生活を楽しんでいた。 これはティエリアの願いだった。 長い戦いでティエリアは心身ともに疲弊し、穏やかな生活を送る事を 心の底から願っていたから…。 「ん…。」小春日和の日曜日。 もう日は既に昇り、暖かな日差しの中で俺は目を覚ました。 隣に並ぶピンクのまくらに、ティエリアの可愛い頭は既に無かった。 俺は大きく伸びをして、まだねぼけまなこで一階に下りて行った。 キッチンからすごくいい匂いがする…。 「ティエリア?」 そう言いながら、俺はキッチンに入っていった。 エプロン姿で、髪を軽く結んだティエリアの後姿が目に入った。 今日は薄いブルー基調に白抜きで花柄がデザインされたエプロンをしている。 「あれ?もう起きちゃったのか?」 ティエリアが俺の足音に気付き、調理の手を休めずに振り返った。 そして「おはよう。良く眠れたみたいで良かった。」 と、にっこりと微笑みかけてくれた。 (うっ…可愛い…) 一緒に住んで三ヶ月もたつのに、俺はまだティエリアを嫁に出来た事が 信じられずにいた。 「何作ってるの?」 俺はありえない幸せに大テレにテレながらティエリアの後ろから手元を覗き込んだ。 ボールの中に、おそらく小麦粉と牛乳、砂糖あたりで出来たタネが入っている。 そんなに膨大な量でもないのに、ティエリアの細い手が、 まるで結構な重労働をこなしているみたいに、タネをようやくかき回していた。 「大変そうだね。」 俺は口元に広がる笑みを押さえようも無く、 ティエリアの肌が触れ合う距離まで近寄り、後ろからそっと抱きしめた。 ティエリアから、バニラの香りがわずかに漂う。 ティエリアの顔がぱっと紅潮したのが分かった。 そのまま、柔らかい耳たぶに唇を押し当てる。 「…んんッ・・・」 ティエリアがくすぐったそうに身をよじって、顔を横に向けた。 二人の唇が自然に重なり合う。 クスクス…。そのまま軽いキスを何度か繰り返し、 ティエリアがうれしそうな微笑みをこぼした。 「今日はマドレーヌを作ってみようと思って。」 そう言うティエリアを、俺は後ろからぎゅっと抱きしめたまま、 首筋に顔を埋め、ちょっと左右に揺さぶるように力を入れた。 「あ…ッ!ダメだよ。まだ途中なんだから…。」 ティエリアが嬌声を上げる。 ティエリアの細い体がわずかに浮き上がり、俺の力に合わせて、左右に動いた。 俺はティエリアを床にそっと降ろし、再び優しく抱きしめた。 「随分前からやってるの?」聞くと、 「ううん…。朝ごはん早くに作っちゃって、時間余ったからやってるだけ。」 そう言って、隣のガス台を示した。 なべに味噌汁と、煮物が見えた。 「おなかすいただろ?温めるから…。」 俺がまだ抱きしめたままだったから、体全体を必死で伸ばすように手を伸ばし、 スイッチを入れようとした。 しかし、ティエリアの体温と甘い匂いで、既に俺は朝っぱらから むらむら来てしまっていた。 「…後でいいよ…。」 囁いた俺の言葉に、淫らな響きが漂う。 ティエリアが敏感に気付いて、体を固くした。 「でっ…でも…。あさごはん…」 ティエリアを抱きしめる手に力がこもる。 「あっ…」ティエリアが思いがけず色っぽい声を出した。 そのまま、顔を恥ずかしそうに伏せてしまった。 ティエリアもまだ二人の生活に緊張しているのかも知れない。 我慢できずに、ティエリアのエプロンの後ろをほどいた。 「や…やだ…ッ…。いま…?」 ティエリアが体をこわばらせて聞いてきたから、俺は耳元で出来るだけ低く、 欲情を誘うように囁いてやった。 「そうだよ…。今。また明日から残業続きだし…。」 「で…も…」 「俺はすごく寂しかったのに、ティエリアはぜんぜん平気だったの?」 「そんな事…。」 ティエリアが一瞬寂しそうにうつむいた。 しかしその後、不意に体を反転させると、ぎゅっとしがみついてきた。 「ずっと寂しかったよ…!君なんかよりはるかに…!!」 そう言って、突然にはらはらと涙を流した。 俺は戸惑い、ティエリアの顔を両手で優しく包んで、 親指でそっと涙をぬぐってやるしか出来なかった。 「ご…ごめん…。俺…」 何か気の聞いた言葉をかけてやらなければいけないことは分かっているのに、 出てくるのは何の意味も無い言葉の羅列にしか過ぎなかった。 自分でも情けなくてほとほと嫌になる。 ティエリアが嫁に来てくれたって言うのに…。 この世で一番幸せにしてやる。そう誓ったはずなのに…。 ティエリアが俺の胸に顔を埋めて、まだふるふると細い肩を震わせていた。 俺は艦を降りてすぐに転職した会社の研究室で大事なプロジェクトを任され、 終日深夜帰宅が続いていた。 昨日も土曜だというのにフルで出勤した上、帰ってきたのは真夜中1時。 ティエリアは毎日気をつかってマッサージしたり、 アロマキャンドルを焚きながら癒し効果があるという 音楽を掛けてくれたりしていた。 びっくりするほど上手な料理だったが、それがティエリアなりに 必死で覚えたものである事は、新生活最初の頃に、 ティエリアの指についた傷で良く分かっていた。 俺はそういうティエリアの努力に甘えていただけなのかも知れない。 仕事の忙しさにかまけて、居心地いい生活に浸り、 ティエリアの心情に配慮が足りなかった。 毎日一人で過ごす日常がどれだけむなしかったか…。 なのに俺は、今日も俺のために早くから料理をしてくれるティエリアに感謝もせず、 自分の欲望を押し付けようとした。 現実的に見えるけど、ティエリアが本当は ものすごいロマンチストだって事はよく分かってたのに…。 ティエリアの涙を見ながら、後悔の波が押し寄せた。 つい、涙が出そうになってしまった。 ティエリアが涙ぐむ俺の顔を心配そうに見上げて、 「ごめん…。仕事だったら仕方ないのに…。 おれのために頑張ってくれてるのに、泣いたりして…。」 そういうと、背伸びして優しくキスをしてくれた。 俺はたまらず強く抱きしめた。 まだ温かいティエリアの涙が、俺の頬を濡らした。 「ごめん…!ティエリア…!!俺、最低だ…!」 心の底からそう思って、なんとか気持ちを伝えようと必死で言葉を探した。 「俺は…、お前がいてくれたら、何だっていいんだ。 お前がいつも待っててくれるから、仕事だって何とかこなせてる…。 なのに、お前を一人でほっといて、今だって自分勝手な事ばっかりして…。 幸せにするって言ったのに…!」 言葉が空回りする。気持ちの半分も、表現できていない。 俺はもどかしさに唇を噛んだ。 すっとティエリアの手が俺の背中に回り、抱きしめられる安心感に包まれた。 「ティエリア…?」 「…うん。よく分かったよ。」 ティエリアが俺の胸にぐっと顔を埋めて、静かに言った。 「…君の気持ちが離れていない事。大事に思っててくれてる事…。」 「ティエリア…。」 ティエリアが体全体を俺に預けたまま、顔だけ上に向けて たまらないほど可愛い泣き笑いの表情を浮かべた。 「確かに寂しかったけど、おれ達、もう家族なんだ。 君が、ずっと健康でいてくれたら、時間はたっぷりあるんだから…。 絆っていうの、ちゃんと深まるよ、きっと…。」 自分に言い聞かすように軽く頷きながら、ティエリアが言った。 俺はもう完全に陥落していた。ティエリアのおでこにそっとキスを落とす。 胸が一杯で、言葉は何も出てこない。 ティエリアが潤んだ瞳でじっと見つめてきた。 「でも…。たまにはこうやって抱きしめて欲しいよ…。 それに、ゆっくり話す時間も作って欲しい。大変だと思うけど…。」 そう言って、恥ずかしそうに目を伏せると、しっかりと俺を抱きしめてくれた。 俺は身も心もとろけるような、甘い感情に包まれていた。 結婚が人生の墓場だなんて言った奴は大馬鹿だ。 そいつはきっと、愛する事も愛される事も知らずにいる、負け犬にしか過ぎない。 俺達はその後、二人でゆっくり時間をかけて朝ごはんを食べた。 マドレーヌをオーブンで焼いている間、俺は食器の片付けを手伝った。 ティエリアが皿を洗い、俺がふきんで皿を拭く。 些細な話にも、自然に笑いが起こる。 確かに俺たちの間には、穏やかな時間が流れていた。 午後から、ティエリアの焼いてくれたマドレーヌをバスケットに入れて、 近くの丘にピクニックに出かけた。 陽だまりの中、幾家族かがみんな楽しそうに談笑している。 走り回る子供と犬たち。 この世のすべての平安が現れているような、そんな光景に、 俺たちはソレビの活動が確かに意味があった事なのだと、 お互いの視線だけで確認しあった。 暖かい日差しが肌に心地いい。 俺は芝生に寝転がって、空を舞う鳥の数を数えた。 「おれも…!」 ティエリアが元気に言って、俺の横に寝転がった、 そのまま俺の手をきゅっと握ってきた。 横を向いてティエリアを見ると、優しい微笑をたたえて、俺の顔をじっと見ている。 その表情が本当に可愛くて、俺は慌てて顔をそらした。 俺の気持を見透かしたように、ティエリアがくすくす笑いながら、 ぎゅっと身を寄せてきた。 「気持ちいいね」 ティエリアが俺の肩に額を押し当てて、ぼそっと呟いた。 二人の体がぴったりと寄り添う。 芝生の青い匂いが、少年時代に帰ったような、妙に懐かしい気分を思い起こさせた。 俺はぎゅっと手を握り返してあげた。 「…あ…ん…ッ…!」 ティエリアが短く喘ぐ。 満点の星空が輝く夜空の下、いつもの小さい家の寝室で、 俺たちは久しぶりの二人きりの時間を楽しんでいた。 すでにお互い一回達したのに、まだ体が満足しない。 荒く息をして、舌を舐めとり絡め合わせ、ティエリアの体をまさぐった。 ティエリアの体にどんどん熱が篭もってくる。 俺の指がティエリアの敏感な所を突付いた。 「あ…ぁああ…!!や…ぁ…!」 ティエリアの腰が跳ね上がって、汗が飛び散る。 数を重ねるごとに、ティエリアの体を知っていく歓び…。 二人で秘密と思い出を積み重ねていき、やがてお互いに離れられない関係になる。 それが絆という物なのかもしれない…。 ティエリアの肌の感触も、味も、そして感覚も、全て味わうように、 全身に舌を這わした。 ティエリアは俺以外誰も知らない。 でも、もう俺以外では絶対に満足できないと、 それどころか俺以外の男には一片の興味さえ涌かないという位、 深い快楽を与えてやりたかった。 俺は精一杯の手練手管で、ティエリアを愛した。 「ひゃあ…あぁあん…!」 ティエリアが俺の一突きごとに身をよじり、淫らに声をあげる。 お互いの肌がぴったりと触れ合い、最初から一人の人間であったかの様に 錯乱してしまう。 ティエリアが俺の両腕を掴み、与えられる快楽に耐えられないという様に いやいやと首を振った。 「ティエリア…。すごく可愛いよ…。何も心配要らない。 俺がそばにいるから…。」 苦しそうに喘ぐティエリアの耳元に、熱い息をかけながら囁いた。 ティエリアはその言葉に感じたのか、きゅっと締め付けを強くした。 もう俺は三こすり半の、情けない男じゃない。 俺の人生は全てティエリアのためにある。 もちろん、俺の悦楽だって全てティエリアに捧げる。 俺は必死で我慢し、何度も何度も奥までしっかり突いてやった。 「あぁああ…!あ…う…ぅ…ぁあん…!!」 ティエリアの声が切羽詰ってきた。 俺の背中に両腕を回し、強く抱きついてくる。 大きく開けたままの口から、熱い息が吐き出され、俺の首筋にかかった。 俺のストロークの間隔が短くなり、より腰に力が入った。 ティエリアの熱い体内が、さらに熱を帯びたみたいに熱くなり、 ぐりぐりと俺を締め付けて放さない。 「ティエリア…!いくよ…!」 遂にたまらなくなってしまった。ティエリアが必死で頷く。 「うああ…ッ!」「あぁぁあああ!」 同時に大きな声を出して、一緒に欲を吐き出した。 はあはあ…。 荒い息を吐きながらも満ち足りた気持ちで、俺たちは見つめ合った。 ティエリアが軽く口角をあげて微笑みかけてくれた。 俺は今までにこんなにきれいなものを見た事がなかった。 多分これからも、無いだろう。 「ティエリア…。このプロジェクトが終わったら、休暇がもらえると思う。 まあもらえても一週間だと思うけど、その時はどこかに旅行に行こうよ。」 俺はティエリアのまだ火照ったままの体を優しく抱きしめた。 「うん…。そうだね…。すごく楽しみだ…。」 ティエリアがはにかみながら俺の胸に顔を埋めた。 その後、俺たちは旅行の計画を話し合った。 火星に行きたいとか海に潜りたいとか、今の所無理っぽい願望まで飛び出して、 俺たちはおおいに抱きあって、笑いあった。 「もう寝ないと、明日きついだろ?」 そうやってティエリアに諭されても、俺の興奮はしばらく収まらなかった。 やがて月が傾き星の位置もいくらか変わった真夜中、 俺はティエリアに優しく抱きしめられて、穏やかな眠りに落ちた。 <終わり>
https://w.atwiki.jp/morochin/pages/52.html
ロックオン×ティエリア現地待機中 マイスターたちは、島の奥地、木が押し繁っている場所にテントを張って、 現地待機する事にした。 ティエリアは一人だけみんなと少し離れた場所に、テントを張った。 いま、あいつらと話す気分じゃない…。いら立ちは最高潮に達していた。 ──深夜。さすがに、興奮気味のマイスターたちも、それぞれ眠りに落ちようとしていた。しかし、テントに入ってきた人物の気配で、ティエリアは敏感に目を覚ました。 「おい、何なんだよさっきのあれはよ…!」 「…あなたですか」 暗闇の中で、ロックオンの震える声に、冷静に応えた。 「てめえ…ッ!」 ロックオンはまだ怒り覚めやらぬ様子で、ティエリアのパイスーの胸元を掴んだ。 「離してください。俺は間違った事は言っていないつもりです。 あなた方はいつも甘すぎる。 この組織に加入した時点で、多くの犠牲が出ることは分かっていたはずだ。 …しかも、自分の手で殺めなければいけないという事も。」 正論だった。 それが分かっているからこそ、ロックオンはなお腹立たしかった。 「分かってるさ…!そんな事は…。でも、」 ぐっと力をこめる。} 「それでも人間だろうが…!俺たちは。 ましてや一般人が巻き添えになったんだぞ…!みんな普通に暮らしてた人たちだ。」 言いながら、思わず涙が滲んできた。 「泣いているんですか。」 「うるせえ!!!」 思わずティエリアの頬を平手で殴ってしまった。 ティエリアの冷静な声が、ぐりぐりと自分の心を踏みつけているようで、 どうしても理性より感情が勝ってしまう、自分が腹立たしい。 「──人が死んで、平気な顔していられるほど俺は強くねえよ…!!」 ぐわっと涙が噴出した。 覚悟の上で参加したはずなのに、どうしても心に傷が重なっていく。 ロックオンは、暗闇にまぎれて思い切り泣きたい気分だった。 くそッ!! ロックオンは乱暴にティエリアから手を離すと、テントを出ようと体の向きを変えた。 そのとき、ティエリアが不意に肩をつかんだ。 「──!?」 (さっきの報復か─!!?)一瞬そう思い、ロックオンは身構えた。 しかし、ティエリアの口から出たのは意外な言葉だった。 「…あなたは俺を、人間じゃないと思いますか」 「え…?」 「今日の事、それにこの前の人命救助。俺の行動を、みんな非難していた。 理論では俺のほうが正しい。なのに腹の底では俺を非人間的だと軽蔑している。」 「そ、そんな事…」 ティエリアの手が震えているのが分かる。 確かに常々ティエリアは冷酷すぎると思っていた。 今だって、腹に据えかねて一言文句を言ってやろうと、テントを訪れたはずだった。 なのに、いざ面と向かって核心をつくことを聞かれると、たじろいでしまう。 「…答えられないようですね。やはり、あなたも俺を軽蔑している。 いつかは、あなた方が俺を殺すかもしれない…。」 ティエリアの言葉が震えている。 ロックオンはティエリアの意外な恐怖をはじめて知った。 「お前…。怖いのか?」 ロックオンはティエリアに近づいた。 ─ティエリアが、怯えている? 「ふ…。面倒見のいい兄貴気取りですか。」 いつもの嫌味を含んだ冷静な口調なのに、今はティエリアの心が手に取るように分かる。 ロックオンはそっと勇気付けるように、ティエリアの背中に手を回した。 「いや、お前の言ってる事は恐ろしいほど正しいよ。 だからこそみんな腹が立つんだ。 少しのポカでほころびが出て、命を落としてしまうかも知れないんだからな。 ただ、言い方ってものがあるだろ? キツイ言い方をされると、つい反発してしまう。 そういう事って結構あるからさ…」 震えるティエリアを慰めるように、ぽんぽんと背中を軽く叩いてやる。 「…でも…ッ!」 ティエリアが苦しそうな一声を発すると、ロックオンにぎゅっと抱きついてきた。 「お…おい」 戸惑うロックオンを尻目に、ティエリアはさらに力をこめてロックオンの胸に顔を埋めた。 「仕方ないじゃないか!! やるなら徹底的にやらないと、世界はなにも変わらない…!! 俺達がやらなければ誰もやる人間なんていないんだ!!」 ティエリアが思いのたけを吐き出すように、一気にまくし立てた。 「ティエリア…」言葉に同情の色が滲む。 「わかってるよ。お前の気持ちは…。 みんな本当は同じ気持ちで参加してるんだから…。 冷徹にならなければいけない。そう思いながらも、なれない。それだけなんだ。」 目が暗闇に慣れて、ティエリアが涙を流している様子がはっきりとわかった。 「だから…な?そんなに自分を責めるなよ。 お前が痛みを押し殺して戦ってるってことは良くわかったから…」 ティエリアが顔をあげてロックオンの目を見た。 整った顔に流れる涙の跡に、ロックオンは思わず見とれてしまった。 ついティエリアが男だということを忘れてしまいそうになる。 ティエリアを強く抱きしめてやりたい衝動が胸を衝いた。 (いかん…) ロックオンは理性を取り戻して、ティエリアから目をそらした。 (こいつは男なんだ。しかも同じマイスターだ。なにか間違いがあったら…) 「俺は構いません。…何かあっても。」 心を読んだみたいにティエリアが呟いた。 そのままロックオンの顔を両手ではさむと、ゆっくりと口付けた。 「おい…なにを…」 声を遮るように、もう一度強く唇が押し当てられた。 ティエリアの涙の匂いがかすかに漂い、パイスーごしに鼓動が伝わってきた。 やがてティエリアの舌が、探るように中に入ってきた。 自分の舌をさぐるティエリアの熱い舌の感触に、 ロックオンは理性のタガが外れるのを感じた。 「う…っ」 ティエリアの体をぐいっと抱きしめ、舌を絡めとって強く吸い上げた。 そのまま荒いキスを随分長い事味わい、ロックオンはティエリアを テントのごつごつした床に押し倒した。 「もう、ダメだぜ?ティエリア。」 声に野生的な響きが混じっている。 ティエリアは下から呆然とロックオンの表情を見上げていた。 「いやだって泣いても、最後までやるからな。」 ロックオンが低い声で呟いた。 いつもお高くとまっているティエリアを蹂躙し尽くしてやりたい…! そんな危ない考えが脳みそに広がっていく。 「は…ぁッ…」ティエリアの体が一瞬硬直した。 ロックオンはティエリアの首筋に軽く歯を当てながら、 舌を這わしティエリアの感触を味わった。 ピッタリ体にフィットしたパイスーが、お互いの熱と高鳴る鼓動を敏感に教えあう。 ティエリアの下半身が早くも反応し始めた。 「おい、何だよお前…。もう勃ってきてるぞ…。」 耳の穴に舌を入れながら、吐息混じりに囁いてやる。 「う…う…」 ティエリアは何も答えず、ただ刺激に耐えているだけだ。 「何か言ってみろよ…? いつもはもういいってくらいキツイ事しか言わないのによ…。 …なあ?ティエリア…。」 ティエリアの股間に手を伸ばし、パイスーの上から擦った。 ティエリアのモノがどんどん形を変えていくのが分かる。 「おいおい、パイスーがこんなエロい形に伸びるなんて、初めて知ったぜ。」 ロックオンは不自然に盛り上がったティエリアの股間部分を凝視した。 「や…見る…な!」 ティエリアが息も絶え絶えに、それでも精一杯の虚勢をはるかの様に言った。 「そっちだ…って…!反応して…る癖に…」 「んー…。まあそうだけど…。お前ほどじゃねえよ。ほら」 ロックオンはティエリアの手を自分の股間に押し当てた。 そこはわずかに反応していたものの、確かにティエリアほどの 大きさには至っていなかった。 「へっ…!ちょっと舐めてやっただけなのに、もう興奮してるとはな。」 「おれは…そんな事ない…っ!」 「よく言うぜ! お前、自分はそんなこと全く興味ありませんなんて顔してっけど、 実はいつもやられたくてやられたくてうずうずしてたんじゃねーの?」 ロックオンは再び首筋に舌をはわしながら、 指でティエリアの下半身に刺激を与えていった。 「あう…ッ…。そ…んな…わけあるか…!」 ティエリアの体が熱を帯び、声にはどんどん欲情が篭ってくるのがわかる。 「こんなんで敵につかまったらどうなるんだろうなあ? 拷問まがいのレイプにも、嫌なのに感じてしまうんです~とか言い訳すんのか?お前」 「う…ああ…や…うあ…っ!」 ティエリアはロックオンの嘲るような言葉に 首を振って抗議するそぶりは示したが、もはや声にはならなかった。 パイスーがこれ異常ないというほど、ぱんぱんに膨れている。 ロックオンが急に体を離した。 「…?」 「ティエリア…。もっと気持ちよくなりたいだろ?」 ティエリアが目をぼんやり開けて、ロックオンの様子を伺った。 「脱げよ、自分で。もっとやってやるから…さ。」 ロックオンは意地悪く口元をゆがめた。 ティエリアはロックオンの顔をしばらく見つめていたが、 やがて諦めたように荒い息を吐きながらパイスーを脱ぎ始めた。 (ははっ…!とても信じられねえな…! いつもツンツンしてるティエリアが、実はこんなに淫乱だったとは…!) ロックオンは心の中で思った。 ティエリアがどんどんパイスーを脱いでいき、白い肌が闇に浮かび上がった。 その淫靡な光景に、ロックオンの下半身が激しく持ち上がってくる。 パイスーの下半身を下にずらそうと、ティエリアが立ち上がった。 盛り上がった股間を圧迫しないように注意して、そろそろとパイスーを降ろしていく。 遂に、ティエリアのいきり立ったペニスがびよんと飛び出した。 まだ幼さの残るそれは、腹につきそうなほど直立して、 先端からは既にガウバーがにじみ出ている。 ロックオンの目が血走る。 「立ってろ」 そう命令すると、いきなり手で扱きあげた。 「ひ…やあ…ぁッ!!」 ティエリアの喘ぎが響いた。 ロックオンがペースを速める。 「は…ぁ…ぁぁあう…ぁぁああ…ん」 ティエリアの腰が前後に妖しく揺れだし、さらに淫らな声を出し続けている。 「ティエリア、気持ちいいか?」 ロックオンが見上げながら荒く聞いた。 「…は…あッ!ぁぁッあぁあ…!!」 ティエリアは苦しそうに顔をしかめてこくこくと頷いた。 「そうか。まじで好きなんだな、お前…。すげえ感じ方しやがって…。 なんだったらあいつらも呼ぶか?」 扱きあげながら、意地悪く外を顎でくいっと示した。 「…だ…だめ…。やめ……あう…ッ!」 ティエリアがふるふると首を振った。 「そうかよ。それは残念だな…。つか、よく思えばお前だけ何楽しんでんだよ…。」 ロックオンが指を止めた。 脱がせろよ。無言で圧力をかける。 ティエリアはがくっと膝を折ると、ロックオンを立たせ、 震えながらパイスーを脱がしていった。 途中、何度も焦らすようにティエリアの下半身を足で刺激してやる。 ティエリアはそのたびに小さい声をあげ、腰をがくがく揺らした。 自分がやったのと同じ様に、ロックオンのものにひっからない様に 生地を引っ張りながら、パイスーを漸く降ろしきった。 ロックオンの大きく立ち上がったペニスを、ティエリアがじっと見つめる。 「舐めろよ」 命令されて、ティエリアは抵抗のそぶりをまったく見せずに、 跪いて、ロックオンを口に含んだ。 「ああ…」ロックオンが目を閉じて気持ちよさそうな声を出した。 ロックオンを味わうように、丁寧に舌を這わしていく。 口元からは唾液が漏れ、口を動かす度に、くちゃくちゃといやらしい音が響いた。 ロックオンの腰がティエリアを突く様に前後に揺れ始めた。 ロックオンから牡の匂いが立ち上る。 ティエリアは我慢できなくなって、ロックオンを口に含んだまま、 自分の下半身に手をやって、扱きはじめた。 先ほどののロックオンの愛撫のせいでティエリアのものは既に爆発寸前だった。 雰囲気が変わったのに気付き、ロックオンが目を開けた。 下では、ティエリアが無我夢中で舌を使いながら、自慰にふけっている。 「おい。何一人でやってんだよ。」 咎めるようにいわれて、ティエリアは上目遣いで見上げたが、舌も手も止めない。 「あう…んん…うう」 くぐもった声を発しながら、ロックオンの視線でさらに快感を高める様に、 ティエリアの手の動きが速くなってきた。 ティエリアのものが真っ赤になってぴくぴくと痙攣し始めた。 ロックオンが目を大きく開けて、その光景を凝視した。 (もうダメだ!!イクッ…!) 「あぁああぁぁ!!」 ティエリアは大声を出すと、派手に精を吐き出した。 ロックオンの太ももあたりにびしゅっと飛沫が飛んだ。 はあ…はあ…。ティエリアの荒い息がテントに響く。 目を閉じて息を整えるティエリアの髪を、ロックオンがぐいっと掴んだ。 「おい…。一人でイクなんて話が違うじゃねえか…。しかも人にぶっ掛けてよ…。」 ロックオンの目には野生的な炎が宿っていて ティエリアは思わず背筋がびくっとなってしまった。 「ご…ごめん!」 小さく呟くと、ロックオンの太ももにかかった自分の液を、 ぴちゃぴちゃと舐め取りはじめた。 嫌悪感は不思議なほどなかった。舌を這わせて、丁寧に舐め取る。 少し上に目をやると、ロックオンの怒張がガウバーを滴らせながら脈打っていた。 ティエリアはおずおずと、上の方に這い上がっていくと、 再びロックオンを口に含んだ。 「うっ…!」ロックオンがうめく。 ティエリアははあはあと荒い息を吐きながら、舌を絡め、顔を上下に動かした。 ロックオンの熱いペニスがどくんどくんと口の中で脈打ち、 これ以上無理というほど、大きくなった。 「もうだめだ!!」 ロックオンが大声を出したかと思うと、ティエリアの口から自身を引き抜いた。 「アッ─!!」叫ぶ前に、体をひっくり返されて、 ティエリアは三半規管の混乱で頭がふらつき、視界がぼやけた。 「────!!!」しかしすぐに、引き裂かれる痛みで我に帰った。 ティエリアは狭いテントの中で4つん這いで手をついた惨めな格好で、 後ろからロックオンに貫かれていた。 ロックオンが腰をぎゅっと掴んで、強烈な突きこみを開始する。 テントの薄皮一枚下の砂が、じゃりじゃりっと音を出し、 ティエリアは体ごと前後に揺さぶられた。 二人の腰が当たる音が静かな夜に悲しいほど大きく響く。 「あう…っ!!」 揺さぶられながら、ティエリアは痛みで満足に声も出ない。 「ははっ…!女のあそことは随分違う…が…ッ! 悪くないぜ…!!ティエリア…ッ!!」 ロックオンが荒ぶって腰を打ち付けながら言った。 「気持ちいいかよ?ああ!?」 「ぁああぁ…ううぁ…ぁああ!!い…いた…いロック…」 「痛いだと…ッ…?我慢しろ!!」 ロックオンは無情に叫ぶと、腰を抑える手に力を込め、ラストスパートに向かった。 ティエリアは既に手で体を支えられず、顔面が床に押し付けられる格好になってしまった。 「ひい…ッ…いい…ッ!!」 ロックオンの突きこみで顔面が床に擦られ、後ろの痛みとあいまって、 情けない悲鳴しか漏れてこない。 ロックオンの動きが更に速く、突きのパワーが増した。 「おおおおおお!!!」 ロックオンが吠え、中に生温かい感触を感じたと同時に、 ぴたりとロックオンの動きが止まった。 「はあ…はあ…」ロックオンが荒い息を吐きながら、ずるっと自身を引き出す。 「うう…」 ティエリアは解放されて床に転がった。 ぬちゃっと穴から何か漏れる嫌な感触がした。 しばらく沈黙が続いた後、ロックオンがタオルを持ってティエリアに近づいた。 優しくタオルで拭いてやる。ティエリアはおとなしくしていた。 ロックオンが罪悪感を感じながら、静かに言った。 「今の事は…。誰にも言わない。お互いと、組織のために…。いいな?」 「…もちろんだ。」 ティエリアがいつも通りの口調で答えた。 「だけど…感謝している。ありがとう。」 視線を外して付け足すようにボソッと呟いたティエリアに、ロックオンは驚いた。 「ま、たまにはこういうのもいいか?親睦ってやつだな」 照れ隠しのように冗談交じりで言ったが、すぐにティエリアをやさしく抱きしめた。 ロックオンはそのまま、夜が明けるまで、ティエリアのテントで過ごし、 朝方そっと自分のテントに戻った。
https://w.atwiki.jp/morochin/pages/27.html
ロックオン×ティエリアインフルエンザ 続 しばらくティエリアの舌と体温を楽しんだロックオンは、ようやく唇を離した。 ティエリアは深いキスと抱擁で、目をとろんとさせてロックオンを見た。 口端にこぼれた唾液を拭ってる。「・・・あ」なにか言おうとしたティエリアの、首筋に口付けて、きつく吸った。 「・・・うっ」ティエリアの声を聞きながら、さらに舌を首筋に這わす。 舌を這わせるたびにティエリアは目をきつく閉じて、体を硬直させた。 ロックオンはティエリアの耳たぶを甘噛みしながら、パジャマの胸元に手を入れた。肌の感触を確かめてみる。 思った以上にすべすべで滑らかだ。体はとても熱いが、それがなおさら劣情を駆り立てる。 手をさらに進め、ティエリアの突起を優しくなでてやる。耳の穴に舌を差し込むと、ティエリアの声がますます熱を帯びてきた。 「ほら・・・舐めてみな」ロックオンはティエリアの口に指を差し入れた。 「そうだ・・。舌を絡ますように舐めるんだ・・。さっきのキス思い出せよ・・・」 耳元でささやいてやる。ティエリアの下半身が大きくなってくるのがはっきりわかる。 「フェラするみたいに・・」 「うぇらってあに」ティエリアが舌の動きを止めて、しかし指は口に含んだまま、聞いて来た。 「お前ほんとに何も知らないんだな・・・。完全無菌培養だもんな」ロックオンは徹底的に教え込んでやりたくなった。 「いいだろう。俺が全部教えてやるよ。あれもこれも・・・な。」 ロックオンは指を抜き取ると、下半身にわずかにかかっていた毛布を剥ぎ取って、ティエリアの下半身側に体ごと移動した。 顔の前に、パジャマのボタンの隙間からティエリアのおへそが見える。 その隙間から、舌を差し込んだ。 「ひゃあっ・・・!!」ティエリアが身をよじった。 舌がおへそを這う。 「・・っ!!やあ・・っ!ロッ・・クおん・・こそばい」 「でもすげーエロい気分だろ?普通こんなとこ絶対なめられないもんな」 「・・・で・・でもっ・・・!」 「恥ずかしいか?」 「・・あ、当たり前だ」 「ふーん・・そうか・・・。でもなあ・・」 ロックオンは舌をもどして、パジャマのボタンに手をかけた。 「まだまだ今からなんだよなあ」ボタンをひとつずつ、はずしていく。 一番上のボタンをはずすと、早くもティエリアの突起が現れた。 目を閉じたティエリアの顔を見ながら、突起に指を這わす。 「すごく赤くて・・マジでエロいよな、お前って・・。 ほら、どうだ?お前がたっぷり舐めてくれたおかげで、指、さっきよりいいだろ?」 言いながら、指を動かす。ゆっくり擦ったり、すばやく擦ったり。軽くつねったり。反応を楽しむ。 そして、反対側に吸い付いて、舌で突起をつついた。 「ああ・・・う・・。あっ・・・」ティエリアの声が次第に早く、大きくなってくる。 完全にパジャマのボタンをはずして、上半身裸にする。 少し距離を取って眺めて見ると、陶器のような滑らかな肌が、熱でうっすら赤くなっているのがたまらない。 ロックオンは体のあちこちに口付けて、強く吸った。 「・・っ・ダメだ・・。なんか赤くなってる・・!」 ティエリアがマークがどんどん付けられていく自らの体を見て言った。 「大丈夫だよ。お前が現場復帰する時までには綺麗に消えてるからさ。それにこれはなあ・・・」 ロックオンは肋骨からみぞおちのラインを舌でなぞりながら言った。 「一晩眠っても絶対忘れないように、付けるもんなんだよな。気持ち良かった事をよ・・」 ティエリアは顔を真っ赤にした。 「べ・・別に気持ちよくなんかないし、俺は思い出になんか固執しない・・!」 「ふーん・・そうなんだ・・。それは俺としちゃ寂しいけどさあ・・」ロックオンは再びおへそを舐めた。 「ひゃっ・・!だからこそばいとなんども・・!!」 「ここはお前がママから栄養頂いてた命の根源だろ?なんかえろいよなあ・・。ここがお前の中心につながってるみたいで・・さ。」 「うう・・・」ロックオンはおへそから、さらに下のほうへ顔を移動させていった。 ティエリアのズボンは既に目視でも分かるほど、ぱんぱんに膨れていた。 ロックオンはズボンの上から、膨らみに手をやった。 「・・・あッ!」ティエリアが先ほどよりも一層大きな声を出した。 手を滑らせる。 「はあっ・・・はあっ・・・」ティエリアは顔をのけぞらせて快感に耐えている。 「気持ちいいか?」 「・・・ッ。」ティエリアは歯を食いしばっている。 「良くないのか・・それはダメだな・・。任務失敗・・・かな?」ロックオンは手の動きを止めた。 そして、ズボンに手をかけた。 ティエリアは与えられた快感が途切れた事に気をやって、ズボンを下ろされそうになっていることに気付かなかった。 「終わったのか・・・?」少しの間を不審に思い、ティエリアがロックオンを見下ろした。目が合う。 「おい・・!なんで俺のズボンをつかんでるんだ」ティエリアは驚愕して言った。 「なんでって・・。決まってるだろ?今から本番じゃねえか。分かりきった事聞きなさんな!」 ロックオンはティエリアと目を合わせたまま、下着ごとズボンを一気に引き下ろした。 「・・・ッッ!!!!」ティエリアは息を呑んだ。 自分の恥ずかしい部分が、なにも隠すものなく、男の前にさらけ出されている。 しかもあんな異様な形で・・・。先からなんか出てるし・・・。 ティエリアは思わず泣き出しそうに顔をゆがめた。 「おいおい、なに泣いてんだよ、お前」ロックオンは慌ててティエリアと頭を並べた。 「・・・泣いてない」ティエリアはロックオンに背中を向けた。 「どうしたんだよ急に・・。別に痛いとか怖いとかなかっただろ?」 ロックオンは背中越しにティエリアの顔を覗き見て尋ねた。 「・・・別に」 ロックオンはしばらく不機嫌の原因を考えてみた。 「あ」ティエリアは相変わらず向こうを向いたままだ。 「もしかして見られたの初めて?」 「・・・。」 「ははっ・・。そうだよな、ヤッた事ないんだもんな。悪い悪い。急に脱がされてビビッちゃったのか・・。」 ロックオンは言いながらなぜかうれしくなってきた。 こいつ可愛いじゃねえか・・。女以上だぜ・・! 「べっ・・別にビビってなんかない!それに・・これは任務なんだし・・・。」 ティエリアは向こうを向いたまま反論したが、完全にロックオンの手中にあるような気がしていた。 「はいはい」ロックオンは優しく言うと、ティエリアの頭を抱き寄せた。 「悪かったよ、本当に。配慮が足りなかった。」髪をなでながら耳元にささやく。 「せっかくティエリアが任務遂行のために無理をおして頑張ってくれてるのにな・・。」 耳元でささやく甘い声に、ティエリアはまたしても体が熱くなってきた。 「でも・・さ。ぜんぜん恥ずかしいとか思わなくてもいいんだぜ。 ティエリア、本当に綺麗な体してるよ。」 「俺は男だぞ」 「男とか女とか全然関係ねーよ。例え筋肉質な女でも、超グラマーな女でも、小さい小僧でも、はげた親父でも、アスリート体型の男でも・・・・。 要は、綺麗か汚いか、それだけだ。」 我ながらあほみたいな事を言っていると思ったが、こんな至近距離で抱きしめながら艶っぽく言うそのセリフは、 予想以上にティエリアの琴線に触れたらしい ふう・・」小さい溜息を洩らしたのがわかる。 ティエリアは反転すると、ロックオンにぎゅっとしがみついた。 「おっ・・・と」 (何考えてんのかイマイチわかんねーけど、とりあえず、続けていいみたいだな・・。) ロックオンはティエリアのわずかに潤んだまつげに、優しくキスをした。 (焦っちゃダメだ。慎重に・・)再び唇に優しくキスをする。 静かに体を入れ替えて、再び上に乗る。 ティエリアはうつむいたままだったが、抵抗する様子はなかった。 (下の方は・・・と。よし、まだ大丈夫)ロックオンは太ももで、ティエリアが萎えていない事を確かめた。 「いいか?」 ロックオンの問いかけに、ティエリアは一瞬体を堅くしたが、コクン、とうなづいた。 ロックオンはティエリアの正中線を、唇が触れるか触れないかの感じで、ゆっくり下に降りて行った。 ティエリアは胸をわずかに上下させて、瞳を閉じている。 そして、遂にティエリアの男芯に行き着いた。 「いいか、フェラってのはな、こうやるんだ」ロックオンはティエリアの先端を口に含んだ。 「ああッ・・・!!!」ティエリアの腰が一瞬浮き上がった。 「まあ人によってやり方は様々だし、感じ方も様々だ。相手の気に入るようにやってやればいい」 ロックオンは説明しながら、軽く舌を這わす。 「ちなみに俺はこうされるのが大好きだ。・・・こっち見ろ」 ロックオンはティエリアと目をあわすと、自分の舌が良く見えるように思い切り伸ばすと、 横からするすると蛇のように舌を這わせた。 「・・・っ!」ティエリアが目を大きく開いて見つめている。 その目には明らかに男の欲情がたぎっていた。 (男なのに・・ていうかこれってちんぽなのに・・。俺って変態になっちまったんだろうか・・。) ロックオンは自問自答しながら、しかしティエリアへの攻めを続けた。 カリをぐるっと舐める。口全体に含んで、先っぽを優しく舐める。横の玉も、口に含んで舌で転がした。 「ああっ・・・んんっ・・・ハアッ」ティエリアの喘ぎが響く。 (まあいいか・・・要は楽しいかどうか、だもんな・・。自分に嘘はつけないぜ。よし、イカせてやるか・・!) ロックオンはティエリアの腰が妖しく揺れはじめたのを確かめると、先端に舌を這わせながら、手で全体をしごいた。 「・・・ッ・・・。もうダメだ・・・。ロッ・・クオン・・ッ!」 ぐっと手に力を入れて扱くと、 「ウ・・アア・・・アアアッ・・・!!」ティエリアは思い切り精を出した。 口を離して、その光景をじっくりと眺める。 自分以外の男の射精がこんなに美しく、かつ自分に満足感を与えてくれるものだとは思わなかった。 「・・うう・・・」ティエリアは自分の白濁を胸から顔に浴びてしまった。 「(凄い飛んだな・・・。でもこれは言わないでおこう)ティエリア」 ティエリアがロックオンを見た。 羞恥心と満足感と、悔悟の年が混じったような不思議な表情だった。 「心配しなくてもいい。俺だって全く同じ事になるんだから(でも既にフェラで楽しむ余裕なんてねえよ・・・!)」 ロックオンの中心はすでに爆発状態だった。 「(しょうがない・・)入れるぞ・・。平気か・・?」 ロックオンの問いに、ティエリアはこくんとうなづいた。 ロックオンはティエリアの足を押し広げた。 ティエリアはもはや抵抗も見せず、されるがままになっている。 「痛いかも知れないが・・・」 「痛いのは平気だ・・。」 「そうか・・。よしっ!我慢しろよ・・!!」 ティエリアの腰を軽く浮かし、覆い被さると、そのまま一気に挿入した。 「・・・ッ・・・・・!!!!!」 ティエリアが明らかに痛みによる悲鳴をあげた。 ロックオンは埋め込んだまま、身じろぎもせず、様子をうかがう。 「おい、大丈夫か・・?」 「・・・うう・・ッ。想像以上に過酷な経験だ・・。 でも・・・これをみんなこなしているなら、俺も成功させなくては・・だから・・頑張る・・。」 (みんなしているけど、たいてい異性間だ・・。すまんティエリア・・) ロックオンは少し罪悪感を感じたが、そんなことは今更だと、自分に言い訳した。 「全身の力を抜いて、出来るだけ痛くない位置に腰を浮かせろ」 ティエリアは涙を滲ませながら言うとおりに努力した。 「よし、すこしラクになったみたいだな・・。じゃあ動くぞ。力を抜け」 「・・・ッ!!あぁッ・・・」ロックオンは抽迭を開始した。 「すごい締め付けだ・・・。ティエリア・・!」 ロックオンはティエリアの顔を見つめながら、出し入れを繰りかえした。 「・・アッ・・アッ・・・」 ロックオンの動きにあわせてティエリアが声を洩らす。 ティエリアは目をきつく閉じて、歯を食いしばっていた。 それはおそらく苦悶だったろうが、ロックオンはそれを快感によるものと、勝手に解釈した。 ティエリアの細いからだが俺の突き込みで上下している。 髪が揺れ、声が漏れ、ティエリアの手は自分の背中に必死にしがみついている・・・。 その事実が、ロックオンを駆り立てた。 突き込みのペースが速く、さらに深くなり、ティエリアの声もいっそう大きくなる。 「・・・はっ。・・・はっ。・・も・・う・・っ・・・イクぞ!」 ロックオンは最後に深く挿入すると、中にぶちまけた。 「ふう・・ふう・・・」 ティエリアの首筋に顔を埋める。 髪からいい匂いがして、射精後の充足感をさらに増した。 ずっとこうしていたかったが、そうもいってられない。 体を起こすと、ティエリアの後始末にかかる事にした。 ティエリア自身の精を綺麗にふき取ってやり、体を蒸しタオルで拭いてやった。 ティエリアは心ここにあらずな様子で空を見つめている。 かわいそうに後ろからは出血も見られた。 新しいパジャマと下着を着せてやった。 「ごめん・・。疲れただろう」 「・・・うん」ティエリアは素直に応対した。 「でも、39度の熱と悪寒と関節痛の中、一応目的は達成できたようで良かった」 淡々と、ティエリアが振り返った。 「・・・。そ、そうだな」 「でも本当は俺がする側なんじゃないか?行動限界を探るというミッションだろう」 「(やばい)・・・熱があがったんじゃないか?」 ロックオンは話題を変えて体温計を取り出した。 「ほらーっ!40,5度になってるじゃねーか!今日はもう任務完了!」 「・・・でも・・・」 「いいから!ほれ、おじや食って、さっさと寝ろ!報告書は俺が出しておくから!」 「・・・明日、また試して見ないと・・・。」 「え・・!」 「インフルエンザは2日目の方がしんどいから、今度はきちんと俺が限界点を探る」 「そ・・そうだな、ははは」 ロックオンは熱っぽいティエリアにふとんを掛けてやると、乾いた笑いを残し 足早におじやを温めにキッチンへと向かった。 (やられる側はいやだぜ・・!どう考えても)
https://w.atwiki.jp/morochin/pages/34.html
俺×ティエリア 「………っ?」 身体に揺れを感じ、俺は部屋を見渡した。幸いそうたいした揺れでも なかったようで、電灯が揺れているだけだ。どうせ地震列島日本のこと、 ニュースをみるまでもないだろう。 「たいしたことないみたいだな」 俺は、身体の下にいるティエリアに話しかけた。ティエリアは裸で、 まあ、その、そういうことの最中だったわけだ。 身動きもしなかったのでさすが冷静な奴だと思っていたら、ティエリアは 唇をかみしめてきつく目を閉じていた。動じなかったというよりは…… 固まってる? 「何?おまえ、地震ダメなの?」 閉じたまぶたをナデナデすると、ティエリアは目を開けた。一瞬だけ 怯えた色が瞳に浮かんだが、すぐにあの勝ち気な口調で言った。 「駄目なんじゃない。そもそも宇宙に地震はないから慣れていないだけだ」 慣れれば平気って。それってダメって言ってるようなもんじゃないか。 「はいはい。ティエリアは地震なんて怖くないんだもんな」 「信じてないな、おい」 「まあそれはそれとして、続き続き」 聞いているのかと言いかけたティエリアの口を塞ぐ。ついでに下の口もだ。 「……ん」 ああ、いつ聞いてもティエリアの声はいい。せつなそうでそれだけで 出そうだ。 ぐしゅぐしゅの中を俺のでこすりあげ、もっと濡らす。結合部は いやらしい音を立てる。ティエリアは奥が感じるんだよな。上半身を 抱き上げて……っと。 「あ……んっ!やっ」 自分の奥に深くささるモノを抜こうと、ティエリアは腰を浮かせる。それを 押さえて座らせると、またささってティエリアの喉から音が出る。ああ、 バカだな、ティエリア。そんなんじゃ自分から動いてるように見えるぞ。 ほんとにはしたない奴だ。 「く……ぅん」 ティエリアの声があきらかに熱を帯び始めたとき。 ぐらり、と大地が揺れた。 「…………っ!」 余震か。まあでも日本生まれの俺にはたいしたことない。震度3程度だな、 揺れてる時間は長いけど。 気にせず動きをつづけようとすると、ティエリアはまた目を閉じて俺に しがみついている。くそう。なんだその庇護欲をそそる姿は。なのになんで こんなに犯したくなるんだ。くそう、俺のバカ。 「ティエリア、結構揺れは長いみたいだぞ」 「ほ、ほんとうか?」 「ああ、地震に慣れてる俺にはわかる。まだまだ長い間揺れてる」 もうとっくに揺れはおさまってるが、俺の膝に乗って目を閉じてる ティエリアにはそんなことわかるまい。俺は身体を揺らして地震を偽装する。 「でもティエリアは怖くないよな」 「あたりまえ……だ」 揺らしてやると低く叫んでしがみついてくる。それは怖いのか 感じたのかどっちだ? 「ああ、また揺れが大きくなってきた。ほら、ほら」 「あ……やめ……!」 おお、きゅーっと中が締め付けてくる。 「こんなこと、して…るばあいじゃ……っ。にげ……」 「ああ、そうだよな。でもティエリアは怖くないんだろ?」 「あ、あたりま……」 強情な奴だなあ。 大きく縦に揺れてやる。ティエリアの尻が浮いて、俺の足に打ち付けられる。 「あっ……あっ!」 あー。ティエリアの胸がもっと大きければ目で楽しめたのに。残念。 「ほら、ティエリア。また揺れてきたぞ!縦揺れだ。いや、横揺れか!?」 「……っく!いや、だ。いや……!」 げ、しまった。首をきめられ……く、くるしい。 「んっ……大きくな……っ」 そりゃあ。子孫繁栄の危機ですから。 「や!揺れるの、嫌いだ……っ!」 ティエリアの本音を遠くに聞きながら、俺はブラックアウト。 あ、でもちゃんとホワイトのやつは、ティエリアの中にイン。
https://w.atwiki.jp/morochin/pages/21.html
ロックオン×ティエリアハロウィン 「トリック・オア・トリート」 ドアの外から聞こえた呪文にロックオンは一瞬何のことかと思った。 「ああ、ハロウィンか」 10月31日。 西暦が2300を超えても蘇る魔女と怪物と幽霊たちの宴。 子供の頃、妖精たちが子供を浚いに来るからと大人たちに散々脅されたことを思い出し、 一瞬、故郷のアイルランドに想いを馳せる。 「開ける開ける、待ってろ」 クリスティナでも待ち構えているんだろうとロックを解除して開いたその先には。 魔女の姿をした、妖精がいた。 「ティエリア。お前、何やってるんだ」 「スメラギさんの企画だ」 纏っている衣装にも拘らず平然と答えるティエリアにロックオンは頭を抱える。 所々に紫のリボンが縫い付けられた黒のワンピース。 胸元が蝙蝠の羽を意識したラインにカットされ彼の白い肌が大胆に露出している。 そこから眼を逸らそうとすると紫レースのパニエで膨らませたフレアミニスカートから スラリと生脚が覗いているから困る。 ご丁寧にストッキングとガーターベルトまで。 蜘蛛の巣を模したネットで織られたそれはティエリアの脚を包み込み、 膝の下からは黒いブーツに飲み込まれている。 勿論、ティエリアの紫の髪の上にはとんがり魔女帽がちょこんと乗せられているのだ。 それには何故か猫耳までついていた。 「……流石スメラギさんだ。完璧だな、おい」 そう言って脱力するロックオンをティエリアが星の飾りのついたステッキで小突く。 「菓子類を提供しなければ作戦行動を開始するが……」 「作戦行動?」 「曰く、悪戯だ」 再びロックオンは頭を抱える。 そんな格好で『悪戯』などと言われたらいけない想像をするなという方が難しい。 「他の奴らの所には行った?」 ロックオンは眼を少しだけ見開いて尋ねる。 ティエリアは小首を傾げて訊き返した。 「まだだ。それが何か?」 「いや、それならいいんだ……ティエリア」 ティエリアの紅い瞳が見上げている。 真っ直ぐ見つめてくるその視線にロックオンは芽生えた甘い邪心で抗った。 「申し訳ないが要求には応じられない……だから」 悪戯をしてもらおう!!!!!!!!!!!!!!11 彼の眼は、真剣そのものだった。 「これを……咥えるのか」 ソファに身を預けたロックオンが少し下げたズボンから逞しい男性自身を覗かせて脚を開く。 その両膝の間に跪いたティエリアは指先で ロックオンの裏筋から亀頭にかけてを、つつっとなぞり上げた。 「そそ、俺の故郷のアイルランドはハロウィンの本場でな」 ティエリアの指先が上下する快感に、少し興奮気味にロックオンは語る。 欲望の前に嘘への罪悪感など微々たるもの。 「本来はこういのが正式な悪戯なんだ。 儀式には則った方が作戦の精度としては好ましいと思うぜ!」 寧ろこ誘惑に対する誠実な対応なのだと胸さえ張らんばかりの饒舌。 最後には親指まで立てて見せた。 「そうかもな」 ティエリアは目の前の屹立にゆっくりと口を開き、先端をぱくっと含んだ。 「……くぅ、ティエリア……そうそう、歯は立てないで、飴でも舐めるようにだな……」 「ぁむ……うう、んぐ」 喉の奥に先端が当たる。 「ぢゅる、んむ……」 唇が吸い付く。 「ちゅく、ん……はぐ」 滑らかな舌がねっとりと纏わりつき、舐め上げる。 カリ首を舌先で丁寧になぞり、口に含みきれない部分を指で扱く。 「……あ、いい。……ティエリア、いい子だ……」 任務だと言われている所為なのか一心不乱に舐め続けるティエリアの髪を撫でながら、 ロックオンは湧き上がってくる愛しさに似た感情に騙されることに酔った。 どうせこの余興が終われば仕舞いなら流されるのも悪くないだろう。 「そう……あ、そこいい。続けろ……」 一晩だけの想い人の可愛い顔に視線を向けた時、 丁度ティエリアの潤んだ上目遣いと眼が合ってしまった。 「あ、やば……、出るっ」 不意に駆け上がってくる射精感。 このまま出してしまったら悪いという思いと寧ろ出してしまいたい思いが一瞬鬩ぎ合う。 「っ! んんぅっ!!」 どくんと脈打つように迸るのを感じた。 「あ……悪い」 恍惚。放った後も柔らかい粘膜に包まれている例え様のない心地よさ。 ロックオンの欲望と自制心の勝敗はあっさりと決した。 後ろめたさはあるが、寧ろ享受こそ快楽とそれを齎すものへの誠実さなのだと心の中で言い訳する。 お詫びにその後ろめたいものを吐き出して貰うためにティッシュを差し出した。 だが。 「ちょ、ティエリア。ティッシュ……」 「仕方ないだろう。口の中に溜めておけないし、コスチュームも汚せない」 ケホケホと少し咳き込みながらティエリアは舌なめずりをする。 ロックオンは答えを察しながらも恐る恐る尋ねた。 「飲んじまったのか」 「問題でも?」 「い、いや」 狼狽を隠せないロックオンに対し、ティエリアは至って冷静にずれた眼鏡を掛けなおした。 不意に、ロックオンはティエリアを抱き締める。 鼻が紫の髪に埋もれて、いい匂いがした。 「なぁ、このまま俺の部屋に泊まっていけよ」 「そうはいかない。まだ任務があるからな。くだらない作戦だが、仕事は仕事だ」 「そっか……そっかー……」 腕の中からことも無さげにふわりすり抜けていく妖精を掴みあぐねて、ロックオンは小さく手を振った。
https://w.atwiki.jp/morochin/pages/68.html
ぶつぶつ言うティエリアをうまく言いくるめて、砂浜へ出た。 満天の星。隣にはティエリア。よし、今こそあの台詞の出番だ!古来より 受け継がれたあのでんせつのじゅもんを言うときだ。噛むなよ、俺!いいか 噛むなよ!? 「星よりおまえのほうがきりぇ……きれいだぞ、ティエリア」 噛んだー!なんでこんなときに噛むんだよ俺のバカ! 「バカか、君は」 ティエリアにもバカって言われちまった……。 「ああ、ほんとにバカだよ。君は」 二回も言われちまった!くそう、ちょっと喜んでる自分自重しろ! 「バカな君が好きな、自分も相当バカだ……」 そう言ってティエリアは、俺に寄りかかってくる。 俺は、そろりとティエリアの肩に手を回した。 やっぱ、満開の星の下っていったらキスだろ?
https://w.atwiki.jp/morochin/pages/53.html
ロックオン×ティエリア「お兄ちゃん」 地上三十階のマンションの一室で、ロックオン・ストラトスは眼 下の街並みを見下ろしていた。広いバルコニーには何もなく、彼が いる室内にも一通りの家具は揃っているが、生活感は全くなかった 。なにしろ、ここには昨日入居したばかりなのだ。ロックオンは真 新しいカーテンを引きながら、朝靄の広がる景色を眺めていた。 「さて、今回のミッションは国営軍事企業への潜入……俺はそこの 社員ってことな」 そう言う彼は珍しくスーツを着込み、いつもの緩い印象をネクタ イで引き締めている。首からは偽造された社員証がぶら下がってい た。 「そしてお前は……」 ロックオンは背後の人物を振り返った。ダイニングテーブルの椅 子に座っていたティエリアは、無言で彼を見返す。 「俺の妹だ!」 「なぜ妹なんだ」 ティエリアは無表情のまま冷たく返した。 「弟でも良いだろうに」 「全っ然良くない! これは妹でなければならないんだ! そうで なければミッションは失敗する!」 熱の入った口振りでたたみかけると、ティエリアは胡散臭そうに 視線を逸らす。馬鹿馬鹿しくて付き合っていられないとでも言いた げな顔だ。 「そうヴェーダが言っていたんだ、ティエリア」 その言葉に、髪をいじっていたティエリアの手が止まる。いつ何 時も任務最優先のティエリアにとって、ヴェーダのもたらす情報と 指令は絶対だった。しばし硬直していたティエリアは、観念したの か重たいため息を吐く。 「ヴェーダがそう結果を出したのなら仕方ないが……」 不本意であることがわかる渋い顔でティエリアが呟く。 「ならせめてズボンが穿かせてくれないか。足に違和感が……とい うか寒い……」 立ち上がったティエリアは膝上の紺色のスカートを穿いていた。 すらりとした足は性別を超える美しさで、ぶかぶかのスリッパがか わいさという追い打ちをかける。さらには控えめながらもフリルの 付いたエプロンを付けていて、寒そうに身を縮める様はまさに美少 女そのものだった。 ロックオンはカッと目を見開いた。 「ダメだ! スカートでなければダメ! ヴェーダがそう指示を… …寒いなら暖房を入れよう!」 そう言うなりリモコンでエアコンのスイッチを入れ、床暖房の電 源も入れる。不満そうな顔をしていたティエリアも、暖かい風が循 環し始めると諦めたように首を振った。 再び椅子に座ったティエリアはしきりにスカートの裾を気にして 、何度も引っ張っている。少し太腿が晒されたスカート丈が短すぎ ると感じているのだろう。その初々しさにロックオンが生唾を飲み 込んでいると、ティエリアは何か思い付いたように彼を振り返った。 「茶でも飲むか?」 ロックオンは一瞬呆けてしまったが、すぐに首を縦に振りまくっ た。 「ぜ、ぜひ……!」 願ってもない申し出だ。あの冷徹な任務マシンのティエリアが、 妹へのステップをひとつ上ったと言ってもいい。 ティエリアはやかんを火にかけると、戸棚から紅茶のパックを取 り出した。すでに物の配置を覚えていることも感動的だったが、た かが紅茶の用意とはいえ彼が手慣れている事実もまた感動を呼んだ。 ロックオンが胸を躍らせながらテーブルにつくと、ちょうどお湯 が沸いてティエリアが二つのカップにそれを注ぐ。そしてそのうち 一つを持つと、「おらよ」と言わんばかりの態度でロックオンの前 に置いた。紅茶がこぼれてテーブルに垂れ、ロックオンは目の色を 変えた。 「駄目だティエリア! これじゃ兄妹に見えない! ミッションが 失敗するぞ!」 「はあ?」 自分のカップを手に持ったティエリアが動きを止める。 「何がいけないんだ」 「まずカップはこう、優しく置く」 ロックオンは丁寧にカップを置き直し、お手本を見せる。そして ギラリと目を輝かせた。 「それから……『お兄ちゃん、どうぞ』と小首を傾げながら耳元で ささやく。最後に俺の頬に……お待たせのキスをする! これで完 璧だ!」 「そんな兄妹は存在しないと思うが……」 心底呆れているティエリアに、ロックオンは魔法の言葉を囁く。 「ヴェーダが……」 ティエリアはうっと詰まった。ロックオンはティエリアのこうい う単純なところも何気に好きだった。 「さあやってみろ!」 カップを差し返され、ティエリアは戸惑いながらも受け取る。し ばらくは両手で暖めるようにそれを抱えていたが、意を決してロッ クオンに差し出した。そしてゆっくり、慎重にテーブルに置く。手 が少し震えているせいで、紅茶の表面は波紋を作っていた。 「お、おにいちゃん……どうぞ……」 顔をうっすらと赤くしながら、ロックオンの顔をのぞき込む。そ の上目遣いの破壊力はヴァーチェの主砲並みだった。 「ありがとう、ティエリアー! お兄ちゃんは嬉しいよ!」 感極まったロックオンは心の底から感謝の言葉を叫んだ。さらに は次の行動を促すように、人差し指で頬を叩く。ここにキスを、の 意だ。 ティエリアは口をぎゅっと結んで固まっている。顔はますます赤 くなり、目が泳ぎ始めていた。ロックオンがもう一度頬を示すと、 ティエリアは顔を近づけ…… 「無理だ!」 キスの代わりに指でロックオンの頬を突くと、顔を真っ赤にして 隣の部屋に飛び込んでしまった。ドアは勢い良く閉められ、そこに 引っかけられていた『ティエリアの部屋』という小さな看板がぐら ぐらと揺れる。 「イイ……! イイぞティエリア!」 ご満悦のロックオンは一気に熱い紅茶を飲み干す。さらにネクタ イを締め直すと、しっかりと閉められたドアの前に立った。中から は物音ひとつしなかったが、ロックオンは出来る限り優しい声色で 話しかけた。 「お前は頑張ったよ、ティエリア。俺たちはまさに兄妹だ。そろそ ろ出勤時間なんだけど、見送りしてくれないか」 ドア越しの声は聞こえているはずだった。数十秒の沈黙の後、ド アの向こうからスリッパのぺたぺたという足音が聞こえてくる。や がてドアに隙間が出来て、ティエリアの髪がのぞいた。 「わかった……。準備ができたら呼んでくれ」 「もうできてる」 間を置いて、ティエリアが部屋から出てくる。ロックオンは彼の 目が潤んでいることに気付いていたが、あえて口には出さなかった。 ロックオンを先頭に玄関を出ると、サンダルを突っかけたティエ リアが後から出てくる。静かな廊下には二人だけだった。革鞄を手 に提げ、今は会社員そのもののロックオンに、ティエリアはマフラ ーを差し出した。 「今日は冷える」 巻いてくれよとロックオンが首を出すと、ティエリアは周囲に目 配せをしながら手早くマフラーを巻き付けた。巻き終えるとすぐに 距離を取る。そんな落ち着きのないティエリアに、ロックオンは意 地悪な笑みを浮かべてささやいた。 「じゃあ見送りのキスを……」 「馬鹿を言うな!」 思わず大声で叫んでしまったティエリアは口を押さえる。彼の声 は廊下に良く響いた。 「いやその……恥ずかしくて……」 「ティエリア。いってらっしゃいだけでいいよ」 ロックオンがそう言って微笑むと、ティエリアは心なしか安堵の 表情を見せた。それは無防備な顔でもあって、ロックオンの心を激 しく揺さぶる。ロックオンは嬉しさに顔が崩れてしまいそうになる のを必死で堪えていた。 そんな兄の苦悩を知らずに、ティエリアはその美貌に照れと愛情 を浮かべてロックオンを見上げた。 「いってらっしゃい……おにいちゃん……」 ロックオンの中でメーターが振り切れた。ティエリアの両肩を掴 むとその細い体をドアに押しつけ、その薄い唇に欲望のまま唇を押 しつけた。 「むっ……なに……!」 驚いたティエリアが口を開けた矢先に、ディープなキスに変わる 。ティエリアはされるがまま、ロックオンの侵入を許してしまう。 舌は淫らに絡み合って、呼吸は荒くなっていた。 「ん……はあ……」 ティエリアの抵抗は力ないものだった。ロックオンはさらに体を 押しつけ、キスを深くする。ティエリアの目尻には涙が浮かんでい た。 二人は十分に唾液を交換すると、名残惜しげに長いキスを終わら せた。至近距離で見つめ合った後、ロックオンはとびきりの笑顔に なる。 「行ってきます! 愛してるよ!」 爽やかに手を振り、ロックオンは廊下を駆けていく。そして最後 に投げキスをすると、エレベーターへと消えていった。ティエリア は口を押さえたまま、ドアの前で立ち尽くしていた。 「朝からなんてスペシャルな……!」 いつの間にかドアから顔を出していた隣人パトリック・コーラサ ワーは、床に膝を突いてしまうのだった。
https://w.atwiki.jp/yayoi1999/pages/14.html
/ / | ハ l \ \ ヽ\ , | |__ⅥV ヽ ∧ ヽ \ Ⅵヘ | | | l | ∧ | ⅥV ∧ ∧ V ヽ Ⅵ| | A | | | | ヘl¬tpⅥヘ ∧ l V | | |リ | { ムト ヽ | | ヽ ̄二ヽヽ l、 | | ,| |, | l | \ヽ∧ | | ヽl Ⅵ | |l |l l l | ヽ_ V Ⅵ、 \ l ハ |l / _,/ / | | { V Ⅵ゙ヽt、_ ´_ ィ ´ | リj′ / l ム ゝ v トヽ `ヾ二二ニ.ァ / イ ハ | ‐ l l Vム \V| ― , l / l l 丶l | l Ⅵi Ⅵ、 イ / . | / ` ァ | l Ⅵト`\_ > ._ /l| / l′ / __// \ \ // | | ヽ,l /, .- \ 〃 、≧x、_、 ,l l Vl/レl N | , = 、 || ┌、 ` ¬ ヽ lゝソl ゝ ヽ / 〃 r \ || ∧ ∨ `t‐1 ≦三 \ }| , \ .|| //⌒l l | / 了 / ハ || 、__コヘ >‐|| ムl f^| | | rf´ .イィィ (ア } ゝ ) V/ _j| ヽl 」 ,′|――{ l └// // `¨´ ヽ f 〃 \ ノ l , /ィ / //7 ヽj { / `¨¨´ 〈 イ l/l/ィ /l// \` / ハ | l从l|_l_」 `¨¨´ l 廴ム__, 、 l l { _ 三i、 ├‐┤ ヽニ) ¬ソ 廴.ム__ { 、、 、 、 ヽヾ、 i、i´ l,jヽiソ / / / | | ヽ | | 、 、 | / / / | | | V | |_ .ィッ l、 ヽ ≧‐| l / / { | | V | / / ィ ヽ\_>‐ | | l l ′ V ト、 V V ∠ -‐ ツ \ ̄ | l | l |\ U V Ⅵ V l | l / ∠ _ -‐ ´ ̄` ーァ l il l l |r=≧x、 V Ⅵ V、 V | l ―<__  ̄ 、__∠ ヘ l| l l l 弋tP≧V lヘ Ⅵ V | | __彡 ´ 丶、__∧Ⅸ | | |` ̄ ̄ ̄ ヽl ヽⅥ V | l |ト tー`‐ /‐/l ヘ l | ト | \ ヘ Ⅵ Ⅵ ∨ | l || `\ / ィ ヘⅥ Ⅵl | ゙ト ヽⅥⅥ | | | l ハ , / l トⅥトl | { ヽ l V | | | レl `\ l / | | リ Ⅵ∧\ _`__ __ リ | | | | ル l′| | `l トヽ、 〃ー――ャ | | . | l | . l |、 l、ヽ\ U {{ }} | | //! / Ⅵ V | Ⅵ. \ ゝニニニソ ィ| // j/ ヽ ゙l ∨ | リ \ ―‐ / .| / // / l V | ヽ、 ∠ . l /イ / / || VV \ ヽ \ 、 \\ . / |、 |ー=Ⅵ\ 丶 V V ヽ ヽ ヽ | l v| Ⅵ=ヽ ヽ、 V V V ∧Vヘ . | | | |¬F=≧ミ、_V ヘヽ V V V ハ Ⅵ . | | | | l、 弋ぴ\ミV Ⅵ | V V ハ `l . | Ⅵ |V |  ̄ ̄ ̄_ V ハ\ | | | V | . | ハ l、 Vヘ ヘ \|ヽ)| | | V | V { ヘⅥ Vヘ ∧ `l \ | |l Ⅳ V \ ヘⅥ 、 VヘVヘ 丶 | |V | V ヽ \゙\_l\ Vヘ Ⅵ r‐ _ イ l| / Ⅵ l | 、 ヽ Ⅳヘ `l t.._ ´ | | || ,′ リ l | l { ヽ V | ヽヘ  ̄ ̄` ー‐-‐ ,| | || { . 丿 | Vヘ l V | `\ -一 /l /| | \ハ 一 ´ / Ⅳヘ ヽ V | l /| | `\ | ヘVハ. \ V | / | / ァ | l ヘⅥ `Ⅵ ハ / , | V ヘ`\ `l /| .l/ || ゝ ヘ…-、_ r-----く 、l / || \ ヘ ` ‐-_ / ヘ ヽ _ -――――- 、_ . ´ ヽ、 / \ / , ヽ . , ム 、 ∧ . / / /ヽ\ \ ∧ / l l\ \ \ \ ∧ . / / , / ` - \\ ヽ | | l 〃 / // ≧三_| ム | | l| | | ||/l.| _x≦__ ィ|| / l | | l| | |─―─┼|||| ` ノァ气定了 リム | | | | l| | | 斗f汽定テト|| ´ ̄ ̄ l ノ/∨ | l| |l V l  ̄| 「| |ヽ |_/ V ⅥⅥ V ゝ | l | l } | || | `l Ⅵ V 、 | l | { /| l/l ト、 Ⅵ V ヽ.| N ヽ ` , レ / ヽ.\ , イ Ⅵ ゝ. Ⅵ 、 ー__ "´ , / / \ ≧彡 ′ {_ンヽ l\ Vヘヽ、 / 〃/ { ` ≦ィ \_ム| \ト ∧ \__/ l|∧ ヽ\__/ ーz≦ ´丿. ィ \∧ リ{ V |``ー `ー‐´ | 从/ | ヽ ゙l Ⅵ ゝ { {`ー ノ´ ____ , "´ ` ‐- _ / \ / \ . / / ヽ / / \ \ \ ∧ . / / \\ \ ヽ ハ . / / /`ヽ、 \ \ \l | | . l l / `ー-、_ \l | | . | | | /l | __>‐ヽ | | . | | | | | | l l |, -‐==≦___ | ム-、 . | | | | | | / l | /ィ气辺了´ !/く } / . N l| l |/l| `l  ̄ ̄´ / )/// | | || | | | l| r‐/ | ⅥV | | |ハ ┌rく | ゙l Ⅵ | | |\ 丶 | ヽ Ⅵ | | ト、 、__ / \__,ノ `lヘ ト !l ヘ ー ` / / / \__/ } ヽ| ソ ゝ < /〃 、 `ー―一ツ 、_/ ` T ´ /|/l / | l ト、____/ `ー―‐ッ 丶 , !/ィ /| l / ー=≦_ イ /} //l/// /|/ V {/ / //‐彡 丿 ``ー / ´ ̄ / / . / / _ | __ ――┬┐ / // ヽ──── ニ .三三三ニ――< ̄\\\ / // . \ _ < ィ ´ | |, ===――ヽ 厂「厂 /// / . ` ≦__> ´ | | | |彡イァ¬ラ乏ア||〃 // / | | | Ⅳ | ト l  ̄ ̄ , | || 〃l___/ Vム |/ ⅥⅥヽ // |!! || | Vム l ン ⅥⅥ \ /イ /! !! || _j Vム Ⅳ \ 、`\\ / レ/\_____||/| V VムトⅣ A` 丶 /´ / //ヘヘVム_ ヽムⅣl∧`t_、__, ___/ _ ´ _ ニ ´ レ∠ (_ |\ Ⅵ ム`ー /l -‐ _ ニ-‐ __ ニ≦ 了 |l `≦z」_/ _> 彡 ´ ヽ _ ニ -‐ ´__j_ f|L二二二 ニ-‐ lニニコ _ ニ- _ 二二 -――― \ ̄ ̄ ̄ _> ´ _,,..‐ _´-‐ _,,..-‐ ゙"´ ̄ ̄ >――┬≦三ム / / _,,.- ゙´ , -─- r ヽ + ┼ / ヽ | /\ l _ | -‐ /‐- l _ ( { l -‐-/∨ -‐- レ l } ) i { ̄ ̄} | "" /┌‐┐ "i)/ { ̄ ̄} __人__ { 二}_〉≧ ∨ ヽ. ノ ノレル _ _{二 } `Y´ {__} l¬ ヽミ` i ‐-‐ i" ‐/ 「 l {__} ┼ .. ! \__ノ__l | l _ヽ__/ .i `| |´ _ _人_ _ . + l l `Y´ . l l / . . \ . . . . . . . . . ヽ ! . . . . . . . . . . . . . . /. | . . ヽ ゙, ! . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . . . | l . . . . i . . , , 、 -――‐- ..._ ! . . . . . . . . .| l . . . . . / . . / . / j { . . . . !l . . . ! /\\ ヽ `丶、 ! . . . . . . . . ! . j . . . . . . . / . . 〃 ./! 小 . . . . . l ! . .l l /`丶 丶、l| ヽ、 ! j . . . . . . . . ム . . . . . . . . . .//_! ./_j {__! l. . . . . ! . .l〃―- __`丶、j! \ ! l、____ノ . . . . . . . / ヘ . . . . . . |. | .l/__j / ![_ ! Ⅳ . . //;. / _`ヽ、  ̄`l/ . ム! | ヽ ゞー-゙=- . . . . . . l . | { { ∧ . . . . . ! .! .! ゙]{==弐j/ l . / .l/ / ´r`ヽ、`丶 / ハV ゙, 、゙=-‐ . . . . . . . .l . ! lヽ \ハ . . . . . . | .l、 | { ノ ゙ .イ _jノ _,厶 \/ ハV. , 、 . . / . ./ / . . . .V . | . .\` ; . .! . . . | .l `\ ノ / V ゙⌒ヾ 、 , ゙ ∧ v l i . `7 / .゙/ . .ィ / .l. . l . . ./`¨} . ! . . . l、l _〉 / 厶 V ! . . | l/{ .小ハ 八! {ヽj . .、 .{ ぃ ! . . . | \ ゙r ´ / . {fヽ } ! . . . . . i { ヽ{ } " `{ヽj . . 、 ド=- `l l . . ! rf¨´ , ´ /. . ハ i ,′ ____」 l . . .ヾー- 、_l l . l .!、 ノ /, . .ィ . /ムィ´ l / / ` -、_ 、 .l . . ミ‐‐-、l八 .! .! >... ____( , ゙ /, ゙ / . . // / ! ゙ / `丶ヽ 、 . . `、 /ヽ l川┬≪!入(_ l ... //-//-/ . . // / | i / ``丶、 .ヽ iノ l ナ¬| |  ̄/ i>// / / . ゙ / | | | / ― 、_ へ i { !/ 小l __ ! / ハj ’, ゙ . ィ/ , | | | /l -、_ / 丶. / 〈弋 《 }ノ { { V / ノレ . ; ィ乂 / l | 、l / ! ――- _ ` - 、/ ⌒ヽ \/ } }!r―! l ̄| { / // { | | ヽ l | アレルヤ・ハプティズム マリー・パーファシー
https://w.atwiki.jp/gn003/pages/56.html
超人機関まとめ 概略 ・スペースコロニー全球にあった人革連の研究施設 さまざまな処置を被検体に施し、強化兵士を作りだすことを目的とした施設 少年少女が集められ処置を受けたが、強化に失敗すると処分されてしまう ・数多くの失敗を繰り返し、ソーマが超兵一号として誕生した(オフィシャルファイル3 ) ・アレルヤは「失敗作」として処分が決定した子供たちのひとりであった アレルヤが機関のことを「ホーム」と呼ぶシーンもある(2期3話) ・アレルヤが提唱した超人機関殲滅ミッションによって瓦解した(1期11話) アニメ1期における描写 ・人革連・技術主任「ソレスタルビーイングなどという組織が現れなければ、 われわれの研究も公にはならなかったでしょう」(6話) →超兵研究は、隠密裏に進められた研究であり、公開を前提とはしてこなかった ・セルゲイ「そういえば、少尉が超人機関に志願した理由を聞いていなかったな」 ソーマ「志願はしていません。私は、超兵計画のために生み出されたデザインベイビーです」(5話) →セルゲイは、超人機関へは志願して所属するものと思っていたが、 少なくともソーマはデザインベイビーとして(生まれたときから)所属 ・アレルヤ「あの機体、ティエレンの高機動超兵仕様… 間違いない、あれに乗っていたパイロットは、僕と同じ存在 …まさか、続いて?あの、忌まわしい研究が」(11話) →アレルヤは、人革連の超兵研究が途絶えていたと認識していたらしい ※ティエレンの高機動超兵仕様=ティエレンタオツーMSを参照 ・ソーマ「超人機関技術研究所より派遣されました超兵1号、ソーマ・ピーリス少尉です」 セルゲイ「超人機関?…司令、まさか、あの計画が?」 司令「水面下で続けられていたそうだ」(4話) →超兵研究は、人革連軍内部でも中止されたと認識されていたらしい ※ちなみに、ここで伝聞的に超兵機関について語っている『司令』の地位は 人革連軍のトップ(DVD6巻特典)、ほぼ何も知らなかったであろうセルゲイは中佐であり、 超兵機関の実態について知る者は、研究にじかにかかわっている者以外では 本当にごく限られた人間しかいなかったと推測できる ・セルゲイ「ソレスタルビーイングが、全球(チェンチュウ)を襲撃した。 目標は貴官が所属する超兵機関だ。私も知らされていない研究施設への」(11話) →超人機関の研究施設が全球に存在することは、中佐クラスでも知らされない アニメ2期における描写 4話